土地を買って家を建てる場合、地盤調査は当たり前だと思いますが、
その結果だけで、本当にいいのかな?
と最近、思うようになりました。
というのも、私の実家(今は空き家)がある団地に、
今、ぞくぞくと新築の家が建てられているからです。
宅地造成がいい加減・・・
まず、宅地造成がすごく、いい加減です。
普通、新築の分譲地というのは、
道路がきちんと整備されていて、敷地の区画も明確にしてある。
これが普通です。
ところが、道路も作っていない、敷地の区画も不明瞭、
もっと言うなら、山を切り崩して、少し平らにならしただけにしか見えない場所に、
新築が何軒も建ち始めているんです。
それを見るにつけ、?????になってしまうのは、
多分、私だけではありません。
実際、私が知っている職人たちも、皆口を揃えて同じようなことを言います。
そもそも。
この土地に家を建てる人っていうのは、
当然、現地を見に来ていると思うんですよ。
なのに、こういう土地でもGOサインを出してしまう。
これって、何かカラクリがあるんでしょうか?
地盤は確かに固い
確かに、地域的に見て、地盤は固いんです。
でも、地盤が固いからって、
適当に造成した土地に、すぐに家を建てる。
ここが、私達には気になって仕方がありません。
雨降って地固まるのことわざもあるように、
ある程度の期間(平地で5年、傾斜地で10年)は、寝かせておくべき、
これが、常識です。
何故?そっち?
そりゃあ、住宅地に空きがなくて、ここしか土地がない!
っていうのなら、まだ話はわかります。
でも、このあたりは、ン十年も前に造成した空き地がまだ、半分以上残っているんです。
なのに、
敢えて、新しい造成地を選ぶのは、何故でしょうか?
(金額かしら?)
山を切り崩した、つけ?
事実、小さな雑木林や丘を切り崩したばかりの場所では、
大雨の時、道路に土は流れ出す、水はじゃあじゃあ出てくる、
そんな状況が起きています。
もちろん、家が浸水するとか、土砂崩れが起きるとかの危険はない場所なので、
命の危険は少ないと思います。
でも、
- 土地が沈む
- めちゃくちゃ湿気る
などのデメリットがあることは間違いないので、
普通の家以上に、慎重にいろんな対策をしておくべきだと思います。
(私なら、買わないけど)
まとめ
このように、たとえ、土地を買う時であっても、
家を建てているプロの意見を聞くことは、とても大事なことなのですが、
皆が皆、本当のことを言ってくれるとは限らない・・・
というのが、難しいところです。
受注欲しさに、「大丈夫です!ちゃんとやりますから!」
そういう営業マンも多いですからね。
ぜひ、お気をつけください。
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