古民家ではローンは通らない?

古民家のローンは?古民家再生

古民家では、ローンが通らない・・・

という話をよく聞きます。

でも、時代は変わってきた!ようですよ。

最近、古民家専門の住宅ローンを取り扱う金融機関もチラホラ出てきました。

 

今までとの違いは?

正直な話、今までは、古民家に限らず、中古物件であっても、

リフォーム済の割高な物件ばかりが、ローンの対象になっていた感じがします。

 

だから、

貯金があまりない人にとっては、

「古い家を買って、好きにリノベーションしたい!」

という夢はなかなか叶わなかったんですよね。

 

でも。

最近、雰囲気が変わってきています。

古民家購入費用だけでなく、リフォーム費用もセットでローンが組める。

こんな金融商品も地域によっては出てきているからです。

 

いやぁ。

正直、これは、とってもいい話です。

 

だって、古民家だけでなく、中古物件でも、その可能性は広がるわけですから。

私自身もそうでしたが、

今までは、

中古物件の購入費用は、住宅ローンが組めても、

リフォーム費用に関しては、別途にリフォームローンを組む必要がありました。

(※古民家の場合は、購入費用さえもローンを組めない場合があります。)

 

このリフォームローンですが、多くは無担保型です。

そのため、どうしても金利は高くなりがちで、借入金額の限度額も低く返済期間も短めです。

 

もちろん、それをデメリットと考えず、メリットとして上手に利用できるのがセルフリノベです。

セルフリノベの場合は、

水回りの設備機器など、費用がかさむ部分だけをリフォームローンで組み、

あとは、のんびりと、その都度DIYしていくのが一番効率的だからです。

 

ただ、皆が皆、セルフリノベができるわけじゃありませんし、

金利の高い「リフォームローン」は、できるだけ借りたくない・・・のが人情というものです。

そんな中、出てきた「古民家専門の住宅ローン」は、希望の光と言えるかもしれません。

 

古民家のローンは?

優れていたのは・・・?

そもそも、

この国の新築着工数は異常なんです。

 

もちろん、それが国の施策だったのだから

仕方がなかったと言えばそれまでです。

 

でも、どれだけ古い家が欲しい!と思っても、

ローンが通らなければ話になりません。

そういう意味で、

新築は、古民家や中古物件よりも優れていたんです。

とにかく、住宅ローンが通りやすい!という意味でね。

 

でも、それによって、不幸に陥った人も多いのも事実。

コロナも拍車をかけたとは言え、

今や、住宅ローン破綻件数は、8万件を超えているそうです。

 

古民家ローンでも気を付けるべき点

だからこそ、古民家ローンができた!やった!

と、ただ喜んでばかりはいられません。

 

結局。

自分に不相応なローンは組まないようにする。

ここが、一番、大事なことです。

 

それはつまり、

分不相応な家には住まない。

ということと同義です。

 

夢があるのはわかりますが、

住まいは、現実ベースで考えるものです。

 

まとめ

古民家に住みたい!

そう思っていた人には、ようやく時代が追い付いてきた・・・感じです。

とにかく、現金いっぱい持ってなきゃ!

という状況は、少しだけ解消されてきています。

 

ただ、だからと言って、

新築を買うようなつもりで、古民家専門の住宅ローンを組むのは危険です。

古民家は確かにステキですが、

デメリットもあるということを、お忘れなく。

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