今までは、災害に強い家と言うと、地震に強い家だったのですが、最近は、ゲリラ豪雨や台風などで、どう家を守れば良いのか?わからなくなってきています。
そこで、本当に災害に強い家とは、どんな家なのか?
真剣に考えてみたいと思います。
家に水は厳禁!なのに・・・
ここ数年、豪雨による災害が非常に増えてきました。
実際、被災現場をテレビで見るにつけ、その大変さを思わずにはいられません。
たとえば、豪雨での被災は、地震ほどには、壊滅的には見えないでしょう。
でも、家は、一度、水に浸かってしまったら、
- ただ、掃除しただけ、
- 綺麗にしただけ、
- 住めるようにしただけでは、
元には戻ったとは言えないのです。
たとえ、床下浸水で済んだとしても、1階部分は床も壁もめくって、綺麗に洗って乾かし、リフォームする。これが、理想です。
そうじゃないと、見えないところで、カビが生えたり腐食が進んで、家の健康のみならず、住む人の健康にまで、被害を及ぼしかねません。
とにかく、家に水は厳禁なのです。
災害は予想がつかない
そこで、こうした豪雨被害を考えて、マイホームを建てる場所を徹底的に調査するのも一つの方法です。
たとえば、
- 川のそばには建てない
- 山を背にして建てない
- 昔の地名を確認する(沼や水などの地名がついていないか?など)
- 防災マップを確認する
- 高台に建てる
など、予防策はいろいろ考えられます。
でも、災害は予想がつかないからこそ、災害なんですね。
かもしれない運転を!
これから先、どんな災害が、自宅を襲うか?は誰にもわかりません。
事実、災害は一つではないし、想定外はいくらでも起こりえます。
だとしたら、どれだけ対策を練ったとしても、それらを、全部、封じ込めることは不可能でしょう。
ならば、マイホームを持つ際には、車の運転と同じく、
「だろう運転ではなく、かもしれない運転」
を、ぜひ、しておくべきです。
つまり。
マイホームを持つ時にも、「災害は起きるかもしれない」と考えて欲しいのです。
人生の夢の一つでもあるマイホーム。
一番、楽しい時に、そんな、縁起でもない。
そう思われるかもしれません。
でも、住宅ローンの支払いだって、いい加減に考えた人たちは、結局、マイホームを手放すことになったんです。
ましてや、自然災害なら、なおさらでしょう。

最低でも、火災保険の保障内容ぐらいは把握しておきましょう。
私にとって、災害に強い家とは?
これは、v子の考えですが、私はあまり、家に対しての思い入れがありません。
ずっと、仕事として携わってきたせいかもしれませんが、マイホームなんて言葉を使ったところで、家は所詮、入れ物という感覚なのです。
もちろん、好きなタイプの家はあります。
でも、その家のために、自分の人生が縛られるのは嫌だという感覚の方が強いんです。
だから、私にとっての災害に強い家とは、簡単にゼロにできる家・・・なんですね。
つまり、できるだけ借金せず、できるだけ自分でDIYできる、古くて小さい家。
それが、私にとっての、一番、災害に強い家です。
まとめ
災害に強い家とは何か?
この答えは、人によって違うはずです。
なぜなら、大事なのは、
家という物のスペック(機能)よりも、
自分が、その家でどう生きたいか?どんな人生を送りたいか?
の方だからです。
ぜひ、この機会に、自分にとっての災害に強い家とは何か?
考えてみて欲しいと思います。
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