玄関庇というのは、家を作っている時には気づかないけれど、
実際に住み始めると、
「うわ。めっちゃ重要じゃん?」と、身に染みてわかる部位だと思います。
玄関庇が無ければ、シンプルなのに・・・
建物の外観上、デザイン上、
玄関庇が無ければ、シンプルでカッコいい!感じになる!
そう思っていた人も、
いざ、住み始めてみると、
- 「玄関庇って、後付けできないのかな?」
- 「玄関庇って、いくらぐらいかかるのかな?」
と考えるようになります。
なぜって、お天気のいい日はいいですが、
雨の日は、確実にこうなるから。

玄関扉の開け閉めは、パパパッとやらないと、雨が入り込む・・・
おしゃれな玄関庇を付ける?
この雨の日のイメージが、明確に湧いたなら、
工務店に対し、きっぱりと!
「玄関庇を無くしてください」
なんて、滅多なことは言えなくなりますね?
そこで、
こう依頼する人が続出(?)です。←完全に、妄想の世界(笑)
「おしゃれな、シンプルモダンな玄関庇をお願いします・・・」と。
でもね。新築ならば、もっともっと、いい方法があります。
それが、こちら。
これは、私がお付き合いしている宮崎県の工務店さんが建てた新築です。
まだ、工事中の時の「図」なので、玄関階段等は仕上がっていませんが、
要するに、
玄関そのものを奥に引っ込ませて、
大屋根が玄関庇も兼ねるようにしてあります。
玄関庇を取り込むメリットは?
ちなみに、このように玄関を作るメリットは、
- 形がシンプルになる
- そのため、建築費用がコストダウンになる
- 玄関の両側が囲われる形になるので、雨風の心配が減る。
この3つです。
実際、通常の形で玄関庇をつける場合には、
基本、三方ともオープンになるケースが多く、
上からの雨はしのげても、風はなかなか防げません。
そのため、雨が入り込んできたり、ホコリ等で玄関サッシが汚れたりすることも多くなります。
まとめ
もちろん、デザイン的な好みもありますので、
何が何でも!玄関を取り込んだ家の方がいい!
と言っているわけではありません。
ただ。
家というのは、住んでみてわかることがいろいろあり、
その中でも、一番、重要な位置を占めるのが、玄関庇である。
これぐらいの、気持ちは持っておいてほしいと思います。
だって、玄関ほど、人の出入りが激しい場所はないのです。
その出入りのたびに、
そして、雨が降るたびに、
「あぁ・・・」と憂鬱になる・・・
そんなことのないようにしたいですからね。
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