今回は、中古住宅購入のポイントとして、
日当たりと採光を取り上げたいと思います。
日当たりと採光の違いは?
まず、日当たりと採光の違いについてです。
簡単に言うと、
- 日当たり=お日様が当たっているかどうか?
- 採光=明るいかどうか?
と考えれば良いです。
さらに、中古住宅を購入するという視点から考えると、
下記の2点も頭に入れておくと良いと思います。
- 日当たり=その土地や場所に依存している割合が大きい
- 採光=リフォーム次第でなんとかなる
古い家は、採光に問題アリ?
中古住宅と言っても、いろんな築年数の物件がありますが、
一般的に、古い家ほど、あまり明るくない・・・つまり、暗い・・・んですよね。
ただし、暗いのは、採光のための窓をつければ、簡単に明るくできますから、
それほど、悩まなくても大丈夫です。
実例を載せておきます。
もともとの和室は、窓が一つだけ。
そのため、日中も薄暗い感じでした。

とあるお客様のお宅。フラッシュなしでは写真が撮れませんでした。
そこで、リフォームの際、ついでに窓を増設しました。
本当は、既存の窓を大きくしたかったのですが、
構造的に問題があったので、この形になりました。

右の窓が既存の窓。左が新設の窓。採光の違い、わかりますよね?
また、私自身が購入した中古住宅も、その当時、築40年の物件で、薄暗い感じでした。
でも、要所要所に窓をつけたので、今は、実に明るい家になっています。
事実、日中、電気をつけなきゃいられない・・・そんな部屋は一つもありません。
日当たりだけは、変えられない?
ただし、中古住宅の場合、日当たりだけは、なかなか変えられるものではありません。
実際、我が家も、明るい家にはなりましたが、
やはり、周りの環境等もあって、日当たりが良い!と言えるのは、2階とリビングの一部だけです。
そのため、今の時期は特に、
日当たりが良いってすばらしいな~と、しみじみ思ってしまうわけです。
なぜって、寒くなってくると、日当たりの良し悪しは、家計にも響いてくる重要事項ですから。
特に、今年は、電気もガスも灯油も全部、値上げで、たまったもんじゃありません。(泣)
もちろん、窓がない部屋に窓を新設することによって、
日当たりを確保できる場合もありますので、一概には言えませんが、
土地自体の日当たりは、要!チェックです。
※中古住宅を購入する時には、家ばかりを見てしまいがちですから。

最近の家は、機能が充実しているので日当たりなんて関係ない!のかもしれませんが、私は自然の恵みを肌で感じていたいです。
誰にでも見える!のが、メリット
この日当たりと採光というのは、
別に家のプロじゃなくても、誰にでも見えるものです。
特に中古住宅の場合は、実物がそこにあるわけですから、
実際に、そこへ行きさえすれば、いくらでも目でみて、体感することができます。
寒がりの方なら、今の時期、ぜひ、中古住宅を回ってみると良いと思いますよ。(笑)
残念ながら、私の場合、家を買ったのは暖かくなってからでした。
それに、その当時、
明るさ=日当たりも確保できる
そう単純に考えていたので、今さらながらに、ちょっとだけ不満です。
ってか、最近、ず~っと家にいるから余計なんですけどね~。
まとめ
正直な話、中古住宅を購入する時に、
日当たりも良く、明るさも十分。
そんな理想の家は、なかなか、ないかもしれません。
それでも!
日当たりと明るさは、別物だ・・・ということをきちんと知っておくことは、とても大切です。
ぜひ!後悔のない中古住宅選び、してくださいね。
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