新築と中古の一戸建て、どっちにする?耐震編

耐震等級3の建物は?マイホーム購入のポイント

新築と中古の一戸建て、どっちにするか?

悩んでいる方は少なくないようです。

ただ、これはもう、他人がとやかく言うことではなく、

その人自身の考え方に従うしかありません。

ただ、ご自身にとってベストな選択をするためには、

まだまだ、情報が足りていませんので、

大きな知識から小さな生活の知恵まで、知って頂ければなと思います。

 

 

耐震について考えてみよう

最近は、豪雨災害が各地で頻繁に発生していますので、耐震だけをピックアップするのもどうか?

とは思うのですが、やはり、地震大国日本においては、気になる部分ではあります。

 

新築を選ぶなら?

もし、新築を建てるならば、耐震等級3だよねと考える人は多いはず。

せっかく高いお金をかけて新築を建てるのですから、

そんじょそこらの地震で倒壊して欲しくないですもんね。

 

耐震等級3の建物は?

 

ただ、ここで考えるべき問題が2つあります。

最初の問題は、建築コストが上がってしまうという点です。

このあたりは、予算とあなたの気持ちを天秤にかけることになるでしょう。

もしくは、多少、設備のランクを落としたり、

家そのものを小さめにしたりして、

耐震等級3を最優先にするという手もあります。

ただ、耐震等級3だと地震保険が半額になりますので、ちょっぴり、コストカットはできます・・・。

 

もう一つの問題は、イラストからもわかると思いますが、

あなたの家は大丈夫でも、周りはどうなってしまうのか?です。

地震はピンポイントで起きるものではありません。

周りの市町村すべてに影響が及びます。

もちろん、倒壊の危険がない家ならば、物理的に住むことはできます。

が、社会的に、心理的にはどうなのか?

こうした不安要素についても、考えておくべきでしょう。

 

中古を選ぶなら?

もし、中古を選ぶなら、多くの場合、耐震等級はあきらめざるを得ないと思います。

というのも、なんといっても、中古を選ぶメリットは、予算が少なくてすむところだからです。

万が一、耐震等級にこだわったリフォームをするとなれば、

それなりの予算は準備しないといけないでしょう。

 

とは言え、大事な家族が住む場所です。

安さだけにつられて、地震に対しての備えをゼロにするわけにはいきません。

そこで、現実的な折り合い地点としては、

耐震に関しては、新築と同じ視点で考えない!ようにしてみましょう。

 

通常、「横綱の新築」と「小兵の中古」が同じ土俵でまともに戦えば、

横綱に軍配が上がるに決まっています。

 

新築が勝つに決まってる

 

でも、現実の相撲の世界では、小兵が横綱に勝つことだってあるわけです。

何で勝つか?

  • 横綱に隙が生まれた
  • 小兵のフットワークの軽さや技が生きた

座布団が舞うのは、大体、こんな時です。

 

つまり、中古には中古の耐震の考え方(地震との闘い方)があるはずです。

もし、極力、予算を抑えたいのであれば、

基本は、耐震=家は命を守ってくれればいいというシンプルな考え方で良いと思います。

ですから、大きな揺れが来た時、即座に倒壊するような家では困ります。

最低でも、家族が逃げる時間を稼いでくれる家にはしておきましょう。

さらに、

  • 物があちこちから飛んでこない家。
  • タンスが倒れたり、テレビが真横に飛んできたりしない家。
  • 日ごろから家族全員が防災を考える家。

などなど、家の耐震等級に頼れない代わりに、

自分達で真剣に、地震対策を考え抜くことも必要です。

実際、こうした意識の高さが、いざという時に役立つことは、証明されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、耐震という点に絞って、新築と中古、どっちを選ぶのか?

その基本となる考え方をお伝えしました。

 

新築と中古、どっちを選ぶのか?

現実には、耐震等級だけで、決められるものではありません。

家を持つ不安は、地震だけとは限りませんから。

そのあたりは、今後の記事で書けたらな・・・と思います。

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