壁を撤去するリフォームやDIYの方法は?

壁の撤去diyの方法・注意点

前回、引き戸を壁にしたので(笑)、

今回は、壁を撤去するお話です。

 

壁の撤去についての注意点については、以前、別の記事で書いたので、

今回は、壁を撤去する方法をズバリ!書いておこうと思います。

※今回、想定したのはクロス仕上げの壁の撤去です。

 

壁の撤去方法は?

壁の撤去方法は、一言で言ってしまえば、

壁を作る工程を逆にするだけ
なんですよね。
だから、壁さえ作れれば、壁の撤去も自動的にできてしまいます。
ただ。
作っていくよりも、撤去作業は、根気のいる仕事です。
そういう意味で、何よりも大事なのは、
あせらない!こと
これに尽きます。
というわけで、順番に壁を壊していきましょう。

壁に取り付けてある物を取り外す

まずは、壁に取り付けてある物はすべて取り外しましょう。
飾ってあるもの、棚はもちろんのこと、
コンセントやスイッチのカバーもすべてです。
また、通常は、壁の最上部にある廻り子と、最下部にある巾木も外しますが、
後から長さを調整して再度、取り付けますので、綺麗に外しましょう。

壁紙(クロス)をはがす

次に、壁紙をはがします。
もしかしたら、
「壁紙(クロス)なんて、ペラペラだからそのままでいいだろう」
そう思うかもしれませんが、
意外にも、このペラペラ一枚が、解体の邪魔になることがあります。
※慣れてきたら、壁紙はがしは、要所要所で構いません。
また、壊すつもりのない壁のクロスまで、
解体の勢いで、一緒にぺりぺりとめくれてしまうことは避けたいので、
注意しながら、工事を進めましょう。

壁の下地を解体する

まずは、石膏ボードをとりはずします。
バールを使うと効率的です。
石膏ボードをバールの背でたたき、
その穴に、バールを入れて引っ張るようにして石膏ボードをはがしていきます。
なお、石膏ボードは砕けると、白い粉が飛び散りますので、
周りが汚れないように、シートを敷くなどして、養生をしておいてくださいね。
石膏ボードが外れると、中の下地が見えてきます。
横桟の胴縁、縦の間柱など、のこぎりでカットしたりしながら、
撤去していきましょう。
壁の撤去

これは壁の撤去工事ではありませんが、壁の内部の様子です。左側に筋交いが見えますね?こういうのが耐力壁です。

言うまでもありませんが、耐力壁の場合は、壁の撤去は見送るか?筋交いを利用したリフォームやDIYを考えておきましょう。

耐力壁のチェックは、プラン前に図面で確認するか?筋交いセンサーなど機械を利用してください。

 

まとめ

壁の撤去は、壁を作るよりも、ある意味、大変です。

それこそ、大工であっても、できない人もいるんですよ。

いや、まじで。

 

だから。

もし、これが最初のDIYの大仕事!という場合には、

あせらず、慌てず、時間をかけてもいいので、やってくださいね。

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