引き戸を壁にするリフォームやdiyは簡単?

引き戸を壁にする方法 楽しむdiy

引き戸を壁にしたい!

そういうリフォームやdiyって、どうなんだろう?

そう思う方のために、ズバリ!言ってのけましょう。

 

引き戸を壁にするリフォームやdiyは、超!簡単です。

超!簡単!なので、

  • 工期もあっという間だし、
  • 費用もたいしてかかりません。

 

ただし!

リフォームやdiyというのは、終わりがあってないようなもの。

ご自身が、どこまで求めるか?によって、

簡単な工事も複雑になるし、工期も長くなり、費用も上がる可能性は否定できません。

 

 

引き戸を壁にする超!簡単な方法は?

というわけで、まずは、引き戸を壁にする超!簡単な(最低限の)工事のやり方についてお話します。

 

1、引き戸をはずす
2、引き戸用のレールがあるなら、それもはずす
3、引き戸用の鴨居と敷居の幅を測る
4、引き戸用の鴨居と敷居内に、はめ込むような枠を作る(はめ込んだ枠が下地になります)
5、壁を最終的に仕上げる

 

イメージとしては、ザッとこんな感じです。

では、詳細を見ていきましょう。

 

鴨居と敷居のサイズから考える

3番から細かく見ていきます。

引き戸とレールが取り外せたら、引き戸用だった鴨居と敷居の幅を測りましょう。

通常、鴨居と敷居は、同じ幅なのですが、

万が一、大きさが違う場合には、言うまでもなく、狭い方の寸法が基本になります。

 

引き戸の鴨居

引き戸の鴨居

 

引き戸の敷居とレール

古い敷居の場合、こういうレールが取り付けてある場合があります。この場合はレールだけを取り外します

 

一番のポイントとなる工事はココ!

次に、一番大事な部分の工事を行います。

ここでは、中にはめ込む枠を作りますが、枠の幅は、最終的な壁の仕上がりを考えて算出します。

 

枠の幅=鴨居や敷居の幅-壁の仕上げ材の厚み×2

 

引き戸を壁にする方法

 

たとえば、通常、クロス下地は、この枠に胴縁(横の桟として)を打ち、石膏ボードを取り付けます。
ですが、一般的な引き戸の鴨居と敷居の幅を考えると、そこまでの下地は作れません。
そこで、クロス下地の場合には、はめ込んだ枠に直接、薄いベニヤ板を貼るしか無理だと思います。
また、クロス以外の内装材を使う場合には、枠の下地材に直接、仕上げ材を貼る形で良いでしょう。

 

上記のやり方は、壁にする引き戸の面積があまり大きくない場合にお勧めの方法です。
面積が大きい場合には、枠を作って取り付けるのではなく、一本ずつ鴨居や敷居等に枠用の板を取り付ける方が良いでしょう。

 

仕上げはご自由にどうぞ!

さて、ここまでできたら、ほとんど仕上がったも同然です。

いよいよ仕上げに入りましょう。

クロスを貼ったり、ペイントしたり、板を貼ったり、お好きにどうぞ。

 

まとめ

今回は、引き戸を壁にするリフォームやdiyの中でも、一番、簡単な方法をお話しました。

もちろん、「そんなわけにはいかないぞ~!」という現場もありますが、

大抵は、このやり方で、引き戸は壁にできます。

 

ただし、これはあくまでも、最低限のやり方だということをお忘れなく。

結局、リフォームでもdiyでも大事なのは、仕上がりの後の満足度です。

ただ、引き戸を壁にするだけでOKならば、このやり方で十分ですが、

「もっと、こうしたい、ああしたい!」

という項目が増えれば増えるだけ、工事も複雑になっていきますし、

部屋全体で考えるなら、違う発想も出てくるかもしれません。

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