久しぶりに、とあるOB様の家でお仕事です。
20年以上も前に作った木のフェンスが朽ちてしまったので、
取り換えることにしました。
ウッドショックは続いてるので・・・
ちなみに、ウッドショックはいまだ続いております。
とにかく、木は高くなる一方です。
さらに、この原油高で、塗料も値上がりしてきています。
で。
できるだけ、OB様に負担がないように、
割とお値打ちな材木を探してまいりました。
あとは、加工で、なんとかします。
見栄えの良さ=長持ちさせることにも
屋外で木を使う場合には、きちんと塗装することが何より重要です。
そして、きちんと塗装するということは、
単に塗料の選び方とか、塗り方の問題ではありません。
まず、基本的に、私達が必ずやっていること。
それは、木の表面をちゃんと綺麗に削ることです。

表面がツルツルなのがわかります?
これを行うと、見栄えも良くなりますし、
塗装による長持ち度合いも違います。
普通のご家庭には、木の表面を削る機械はないと思いますので、
紙やすりやサンダーなどを使って、木の表面を滑らかにしてから、塗装をしましょう。
塗料を選ぶ
塗料はホームセンターなどで、屋外用の中から好きな物を選べば良いのですが、
- 木目を出すか?
- 木目を出さないか?
最初に、ここを決めてしまいましょう。
今回は、
- OB様が茶色がお好きなこと
- 庭の目隠し用であること
この二つを考慮して、木目を出すタイプにしました。
こういう時に、私がいつも使うのは、コレです。

プロが信頼するキシラデコールです
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キシラデコールを塗る時のポイント
キシラデコールは、油性で、木に浸透していくタイプの塗料です。
そのため、刷毛で塗っただけで終わらせてしまうと、
塗料がたくさんついたところと、そうでないところの色むらが出てしまいます。
そこで。
刷毛で塗った後、全体を雑巾で乾拭きします。
こうすることで、余分な塗料を雑巾が吸ってくれますし、
足りない部分は、塗料を吸った雑巾が補ってくれるので、色むらが出にくくなります。
ちなみに、塗る木の量が少ない場合には、
最初から、雑巾に塗料をしみこませて塗ってもいいです。

2mの板が60枚ほどあったので、今回は、刷毛+雑巾で塗りました。
まとめ
当たり前ですが、屋外で木を使う場合には、定期的なメンテナンスが欠かせません。
もちろん、メンテナンス(再塗装)する場合にも、サンダーはかけた方が良いに決まっています。
ただ、ウッドデッキのように広い水平面がある場合は良いですが、
フェンスとなると、なかなかそうはいきません。
なので、それぞれの状況に応じ、塗装するだけでもやっておくと良いと思います。
実は、
私がキシラデ好きなのは、
再塗装時にサンダーなしでも、まぁまぁ、マシな感じになるからです。(爆)
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