和紙をおしゃれなインテリアに!

リフォーム屋の目

昔から日本にある和紙

以前は、和紙を障子や襖に利用していました。

最近では、和室もめっきり減ってしまって、

和紙はお役御免・・・と言いたいところですが、

和紙には、多くのメリットがあり、住まいに使わないのはもったいないです。

 

和紙のメリットとは?

和紙には、いろんなメリットがありますが、

まずは、その耐久性です。

日本の昔の文献が、今も残っているのは、和紙のおかげです。

 

さらに、和紙は、紫外線や赤外線をカットしてくれますので、

夏の暑い日差しに対抗するのに、障子はピッタリでした。

昔から日本の家は、夏を意識して作られていました。

 

また、調湿や空気を浄化する働きもあり、消臭効果も認められています。

つまり、自然の加湿器であり、空気清浄機だったわけです。

 

和紙の新しいメリット

これだけ、いいことづくめの和紙ですが、

もちろん、デメリットがないわけではありません。

 

一つには、和室と同様、障子や襖自体、生活スタイルに合わなくなってきたこと。

そして、和紙は、紙として考えれば、かなり高級です。

 

ただし。

現代においては、

和紙には、上記のデメリットをチャラにする新しいメリットが加わりました。

その新しいメリットとは、見た目のおしゃれさです。

 

和紙をおしゃれなインテリアにするには?

実は、おしゃれなインテリアとして和紙を取り入れることは、

特別でもなんでもなく、意外に簡単です。

昔から住まいに和紙を使ってきた歴史があるせいでしょうか?

今でも、和紙を使った建材や商品って、ものすごく多いんです。

 

たとえば。

すぐにでも取り入れられそうなのは、和紙照明でしょう。

 

 

もちろん、それ以外にも、

  • 和紙クロス
  • 和紙畳
  • 和紙ガラス
  • 和紙カーテンなどなど

いろいろあります。

 

これらは、本物の和紙を使っているものもあれば、

和紙風に似せているものもあります。

基本、私は偽物は、あまり好きではありませんが、

和紙風のものに限っては、日本人のDNAゆえか?

出来栄えが良いものが多いと感じます。

 

それらの中から、何を使うか?は、

ズバリ!ご自身の予算で決めちゃって良いと思います。

 

先日、私は、仕事で、

本物の手すき和紙を使った照明器具を見て回りました。

予算は十分だったので、心配はしていませんでしたが、

実際に、和紙照明の金額を見て、「安っ!」と感じました。

 

正直、普段から、照明器具のカタログを見慣れていると、

照明器具って、ほんっとに、高いですからねぇ。

それと比べたら、いやいや、和紙だし。本物だし。と思っちゃって。

まぁ、価値観の問題かもしれませんが。

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まとめ

そういえば、我が家には、和紙系のものが、たくさんあります。

  • 障子は、リビングに7本、
  • ガラス建具にも、和紙調ガラスを入れているし、
  • 和紙風のプリーツブラインドも使っています。

 

そして、どれもこれも、20年以上経ちますが、

経年劣化でひどくなった・・・という感じはしません。

あの和紙特有の「もやもや柄」がいいのかもしれません。

以下、写真を掲載しておきます。

 

和紙調ガラスは、型ガラスよりも光が柔らかくなり、目隠しにもなります

 

和紙風だとあまり汚れが目立ちません

 

手に入れた古い障子を、わざわざ使っています。困るのは障子紙を猫が破ることですね。

 

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