屋根修理の断り方は?断らないと改悪になるかも?

屋根修理の断り方住まいのメンテナンス

暖かくなってくると、

そして、梅雨の前になってくると、

俄然、増えるのが、屋根修理の訪問販売です。

基本、訪問販売は、悪質なものが多いので、

「訪問販売は、すべて断る」

そう心に決めておくのが、一番良いのですが、

人間は弱いものです。

どうしても、悪い奴らに、感情を揺さぶられてしまいます。

しかも、相手は、それがお仕事。

だから、「どう断られるか?」なんてことは、

ちゃんと研究してきており、

話をすればするほど、いたちごっこになりかねません。

 

そこで。

屋根修理に関しては、変な小手先の「断り方」よりも、

完璧に理論武装をしておくことをお勧めいたします。

 

 

普通は訪問販売なんてしない

屋根の訪問販売は、実にあの手この手で、

あなたの心の隙間に入り込もうとします。

 

でも。

少なくとも、

私たちプロの工務店がお願いするちゃんとした「屋根業者」は、

訪問販売なんて絶対にやってません。

 

だから、訪問販売業者に対しては、

  • どんなに感じがよくても、
  • どんなにイケメンでも、

絶対にNO!と言ってください。

 

屋根修理の断り方

 

住んでいるのに家は壊れない

「放っておくと、大事な家が壊れます。」

屋根修理の訪問販売業者は、この言葉をよく使います。

全然、気にも留めていなかったのに、

そう言われれば、不安になるのは当たり前です。

でも。

このサイトで、はっきり断言しておきます。

まず、住んでいる人が気づかないほどの雨漏りでは、家は壊れません。

 

また、すでに雨漏りに気づいているのであれば、

ちょうどいいタイミングでやってきた訪問販売業者を頼るのではなく、

自分からちゃんと、業者を探しましょう。

 

家にとって改悪になることも

屋根修理の訪問販売の場合、

一番、あかんのは、

良かれと思って、やった工事が、

むしろ、家にとって改悪になる可能性があることです。

 

たとえば。

昔、よく訪問販売業者が行っていたのが、

「雨漏りを防ぐために、瓦がずれないようにしましょう」

というやつ。

この工事は、

瓦の一枚一枚をコーキングで固めて、ズレないようにしていくのですが、

これは、家にとって、良いどころか、改悪です。

 

瓦がズレるのは、確かに良くないことです。

でも、だからって、

それを、コーキングで固めてしまうなんて、

日本の家の構造や劣化のことを全然、わかっていないんだと思います。

 

隙間をふさげば、それで良し。

こういうのを、「素人の浅はかさ」と言うんです。

隙間を防げば、確かに雨は入り込まないかもしれません。

でも。

それでは、視点が甘いんです。

確かに木を使う日本の家に、水はご法度です。

でも、水や湿気による家のトラブルは、

雨の侵入よりも、結露によるものの方が圧倒的に多いんです。

なのに、コーキングで隙間をふさいじゃう?

イヤ、ありえんでしょ。

 

雨漏りっていうのは、四六時中、ピチャピチャと雨漏りしているのでなければ、それほど怖がる必要はありません。
なぜなら、少なくとも、屋根には防水シートが張ってあるからです。
つまり、瓦の隙間から多少、雨漏りしたとしても、屋根の下地材にすら雨は到達しないのです。

 

日本の家づくりにおいては、屋根にも、壁にも、下地や構造材を守るために、防水シートを貼ります。
けれど、今の防水シートは、防水しながらも、湿気を逃がせるようにしてあるんです。
ここからも、結露させないことが、いかに大切か?よくわかるはずです。

まとめ

屋根修理の断り方は、いろいろありますが、

「もう、決まっている業者があるから」

と言うのが、一番、角が立たないように思いますよね?

 

でも。

かなり前でしたが、

「それなら、今すぐ、電話して聞いてみてほしい」

と切り返した訪問販売業者がいたんです。

 

もちろん、決まっている業者・・・というのは、

ウソではなく、本当の話だったので、

即座に、私のところに電話が来ました。(笑)

で、「なんだったら、電話代わるけど?」

って言ったら、無事、逃げていったそうです。

 

でも、いつも、こんな風にうまくいくわけではありません。

だからこそ、やっぱり、

「訪問販売は誰であっても相手にしない!話も聞かない!」

そう心に決め、家訓のごとく守り抜きましょう。

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