キッチンのコーキングのカビは、ほんっとに嫌ですよね。
だからこそ、先日、キッチン周りの古いコーキングを打ち直す!
そう決心したわけですが、
実は、その過程で、「あれ?」と思うことが出てきました。
今回は、そんなお話を。
コーキングのカビ、掃除できます?
そもそも、コーキングのカビって、掃除できます?
掃除のプロの人のやり方とかを真似ても、私には全然、無理でした。
もちろん、昔、ネットで購入したカビ取り剤は、
「すげぇ!一発で綺麗になるじゃん!」となったんですが、
あまりに強力すぎて、コーキングが接している壁面の色も同時にはげ落ちる!
という結果になったので、やっぱり、無理でした。
キッチンのコーキングは何のためにある?
基本、コーキングというのは、水回りにおいては、間違いなく水漏れ防止です。
といっても、キッチンの場合は、お風呂のように、シャワーであちこち水がかかりまくる!
というわけではないので、あくまでも、たまに飛ぶ水滴が奥に流れ落ちるのを防ぐ程度です。
また、キッチンのコーキングには、別の役目もあります。
プロはあまり、率先して言わないと思いますが、
家っていうのは、必ずしも、まっすぐで、角はきちんと90°になっている!
というわけではないんです。
なので、キッチンを置いた時に、変な隙間ができることがあるんですね。
その隙間を処理するためにも、コーキングは有効なんです。

隙間の処理を行うのは、防水ももちろんですが、仕上げを綺麗に見せるためです。実際、リフォームの場合は、家のサイズとキッチンサイズが合わなくて、難しい幅の隙間ができることが結構あります。
コーキングを撤去してみて、わかったこと?
そんな現場の状況を、知っていたからこそ!
キッチンのコーキングを打ち直す決意をしたわけですが、
古いコーキングを全部撤去したとき、アレ?と思ったんです。
下記の写真は、古いコーキングを撤去したところです。
どうでしょう?
写真を見て、
「別に、コーキングなくてもよくね?」
って思いませんでした?
実は、私、激しく思いました。(笑)
そりゃ、確かに水滴は多少は飛びます。
でも、コーキングがあると、掃除もやりにくい・・・んですよね。
基本、コーキングはゴムみたいなものなので、
- 汚れが付きやすい。
- ゴシゴシこすれない。
んです。
そこで、コーキングをせず、万が一、飛んだ水滴が奥へ落ちたらどうなるか?
を考えてみました。
確かに、キッチンの奥の下地は、コンパネが貼ってあります。
でも、多少の水滴が飛んだぐらいでは、
- 湿気で下地がダメになる
- そこから腐って、家が倒れる
なんて、間違っても起きるわけありません。
となれば、
我が家の場合、コーキングはこの際、無しでいいか・・・と。
見た目的にも、隙間がかっこ悪い・・・ってことありませんし。
コーキングをやめるなら?
さらに、コーキングをやめる!
と決めたことで、
- 今までの自分の行動
- キッチン器具の配置
についても、自分なりに検証してみました。
すると、
意外な盲点がいっぱいありました。
そもそも、コーキングのカビが一番ひどかった場所は、蛇口の後ろ側です。
もちろん、蛇口があるってことは、水が飛ぶってことでもあるんですが、
それにしても、蛇口の周りだけがやたらひどかったんです。
で。
思い当たりました。
私。
肉や魚が入っていた発泡トレーを乾かすために、
蛇口の後ろ側に立てかけてたんです。
そりゃ、トレーは乾きますが、トレーの後ろは濡れたままです。
って、そりゃ、カビるよね~って話でした。(笑)
コーキングしてあるから、どこに置いても大丈夫!
という安心が慢心につながっていた悪い例です。
まぁ、ほかにもいろいろあるんですが、
コーキングをやめたので、コーキングのカビの心配はなくなりました。(笑)
その代わり、
- キッチンは、こまめに掃除をする!
- できるだけ、水滴が奥に入らないようにキッチン器具等の置き場所を考える!
この2点を、しっかり気を付けることにします。
まとめ
というわけで、今、我が家のキッチンの正面は、コーキングなしの状態です。
でも、キッチンの両サイドだけは、
- キッチン自身の立ち上がりがない
- 隙間の見た目が悪い
ということで、新しくコーキングを打ち直しました。
実際、こういうこと、自分で考えて決められるのがdiyの良いところです。
だから、
- そのお宅の状況
- それぞれのライフスタイル
- ご自身のキッチンの使い方
- 掃除に対する考え方などなど
こういうものと擦り合わせながら、コーキングのカビの件は考えていけばいいんじゃないでしょうか?
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