新築でもリフォームでも、あっという間に20年は過ぎ、
ある日、キッチンと壁の隙間に打ったコーキングが、
- 黒カビ
- 黄ばみ
- コーキングが切れている部分がある
状態になってきたのを目の当たりにします。
特に、キッチンの場合には料理を作るとき、結構、目に入るんです。
そういう時は、ぜひ、一念発起してコーキングを新しくしてみましょう。
コーキングに必要な道具は?
まず、コーキングに必要な道具は、
- カッター(古いコーキングを撤去する時に使う)
- マスキングテープ(かわいくないタイプでOK(笑)
- コーキングガン(コーキングをするための道具)
- コーキング(防カビ材入りがおすすめ)
- コーキング用ヘラ(コーキングをならすのに使う。自宅diyならなくてもOK)
- ティッシュ(余分なコーキング材を手で取り除く時に必要)
- やる気と根性(これ、必須(笑)
これだけです。
では、早速、取り掛かりましょう。
カッターで古いコーキングを撤去しましょう
カッターは、細いタイプより、普通の大きさのカッターが良いです。
なおかつ、カッターの刃は少し長めに出しておきましょう。
当たり前ですが、古いコーキングを撤去する時、カッターの刃を立ててはいけません。
壁面と平行に滑らせて行ってください。
カッターの刃を長めにするのは、平行に滑らすためです。
カッターの刃を長めにしておくと、刃がしなってくれるので、壁面にピタッと押し付けられ、傷をつけにくくなります。
そして、ある程度、切込みを入れたら、あとは、ツルツルツル~と引っ張りましょう。
古いコーキングが、気持ちよく剥がれていきますよ。
その後、壁面等に残ったコーキング材も、綺麗にカッターの刃で取り除きます。
カッターの刃を壁面に平行にして、ゴシゴシと落としましょう。
傷がつきそうで怖がる方もいらっしゃいますが、割と簡単です。
※どうしても心配なら、傷がつきにくいヘラなんかを使ってくださいね。
特に、コンロ周りは、油汚れがついている可能性があるので、壁面、キッチン共に、コーキングを撤去したら、簡単に掃除もしておいてください。
(マスキングテープや、新しいコーキングの付きが悪くなるためです)
マスキングテープを貼りましょう
古いコーキング材が取れて、綺麗になったら、いよいよ、マスキングテープを貼ります。
マスキングテープは、文具系のかわいいやつじゃなく、ホームセンターに売っているシンプルなものにしましょう。
※巻いてある長さが違うためです。
ちなみに、マスキングテープは、こんな感じに貼っていきます。
マスキングがゆがむと、コーキングもゆがんでしまうので、慎重に貼りましょう。
ただし、必要な部分だけ気を付ければOKです。
コーキングを打っていきましょう
マスキングが貼れたら、いよいよ、コーキングを打っていきます。
コーキングのキャップの先端を、カッターで適当な大きさに切り取ります。
初心者の人は、最初から、豪快に切らないように!
コーキングの出を見ながら、カットしていくようにしましょう。
コーキング材は、多すぎても少なすぎてもよくありません。
少なすぎれば、マスキングの意味がなくなるし、多すぎると、マスキングを剥がした時、
コーキングの角が立ちあがった感じになります。
コーキングをならしましょう
コーキングを打ったら、コーキングをヘラでならします。
理想の形は、こんな感じですね。
ただ、ヘラを使うのは、結構、難しいかもしれません。
どうしてもうまくいかない場合には、自分の人差し指を使いましょう(笑)。
自在に動く最高のヘラです。
それと、コーキング材は、唾液をつけるとピカピカ綺麗に仕上がります。(爆)
まぁ、この方法が許されるのは、自宅でdiyする時のみ!です。
あと、ヘラや手についたコーキング材は、ティッシュでふき取りましょう。
結構、バンバン使いますので、ひと箱、準備しておいた方が良いでしょう。
マスキングテープをはがしましょう
コーキングが終了したら、マスキングテープをはがしましょう。
マスキングテープをはがす時には、不要な段ボールの切れ端なんかに、ぐるぐる巻いていくといいですよ。(距離が長い場合は特に!)
マスキングテープについたコーキングは、手につくと結構、大変なので気を付けましょう。
キッチンのコーキング方法のまとめ
今回のタイトルはキッチンのコーキングの方法にしておりますが、これは、お風呂や洗面でもまったく同じです。
ですから、もし、コーキングの汚れやカビが気になるなら、いつでもどこでも、自分でdiyできます。
実際のところ、コーキングをやり替えるのは、そんなに難しい作業ではありません。
必要なのは、やる気と根性だけです。
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