寒い日、雨の日、花粉症の時期などは、洗濯物は室内に干した方が乾きやすく、花粉もつきにくくなります。
そのため、床置き型や突っ張り棒型の既製品の洗濯物干しを使う方も少なくないと思いますが、
- 床置き型の洗濯物干しポール・・・>部屋が狭くなる
- 突っ張り棒型の洗濯物干しポール・・・>ポールごと落ちる、倒れる
といったデメリットがあります。
そこで、こうしたデメリットを最小限に抑え、快適に使える洗濯物干しポールの取り付け実例をご紹介します。
洗濯物干しポールが落ちたり、倒れたりする原因
そもそも、洗濯物干しポールが落ちたり、倒れたりする原因は、
- 濡れた洗濯物の重量
- 突っ張るポールの天井や壁の強度不足
- ポールが水平になっていない
などが考えられます。
ですから、既製品を使う場合には、
- 常に洗濯物の重量を考える
- 突っ張るポールの天井や壁の強度を確認する
- ポールは水平にする
といったことに十分に気を付ければ、問題なく使えるはずです。
面倒なら洗濯物干しポールは固定しましょう
もし、それはちょっと面倒だな、という方は、やはり洗濯物干しポールは固定するのが一番だと思います。
事実、クローゼット内はもちろん、室内の洗濯物干し用もすべて、V-大工では固定をお勧めしてきました。
ただし、固定の際、注意すべき点は2つあります。
- 実際に使用される方のご要望
- 現場の状況(壁の下地など)
この2点を確認した上で、一番良いと思われる高さや場所をお施主様とご相談の上、洗濯物干しポールを取り付けています。
洗濯物干しポール取り付けの実例
下の写真は洗濯物干し用ではありませんが、クローゼット内の洋服かけように設置したポールです。
(上の白い棚も、V-大工で作成)

次の写真は、寝室に取り付けた洗濯物干しポールです。
窓にポールが近いと、洗濯物が乾きにくいため、こういう形にしました。
※天井の強度が不足していたこともあります。

※ホスクリーンの定価:14,630円
また、下の写真は必要に応じて、ポールの取り外しができるように、取付金具を加工しました。


洗濯物干しポールの材料について
洗濯物干しポールに使用するのは、ホームセンター等に売られているステンレスのパイプです。
距離等によって、25mmもしくは32mmのパイプを使用します。
取り付け金具は、首長タイプやソケットタイプがあります。
V-大工が行う洗濯物干しポールの取り付け工事は、
- ポールと金具・・・>施主支給 ※注
- 下地確認+ポール長さカット+取り付け費・・・>5000円~
- 木製ポールかけを作成の場合・・・>別途
を目安にご検討ください。
※注:施主支給について
お施主様が自らご購入いただいてもOKですが、ポールのサイズ等が不明な場合には、V-大工にて代理購入致しますので、ご安心ください。
購入金額は、ホームセンター等の領収書にて確認していただけます。