家が銭失いになるのは、安物だからって、わけじゃあありません。
銭失いになるのは、高級な家だって同じです。
じゃあ、銭失いになる家と、そうじゃない家の差は、一体どこにあるのか?
簡単です。
安物買いの銭失いになるか?どうか?は、家主次第です。
お金のことしか考えていない
安物買いの銭失いになる家主って、どういう人か?
というと、
安いものばかり買うというよりも、お金のことしか考えていない人のことを言います。
要するに、金額的に高いとか安いとかだけで家を判断してる人と言い換えてもいいと思います。
確かに、手に入れた当初は、値段が安い家よりも高い家の方が見栄えはいいでしょうし、設備機器だって、ランクの高いものが設置されているでしょう。
でも、だから?
それが、何?
って話なんです。
このブログで、何度もお話ししているように、家というのは、何十年も住み続けるものです。
つまり、大事なのは、手に入れた時の見栄えではなくて、これから先の暮らしにこそあるんです。
良いも悪いも背中合わせ
そもそも論として、
どんな物であっても、良いことと悪いことというのは、常に背中合わせにあるもので、それは、家においても同じです。
たとえば、安い設備機器と高い設備機器。
確かに設置当初の便利さは全然、違うかもしれません。
が。
機能がシンプルな方が、壊れにくい・・・ってことだってあるわけです。
しかも、作りが単純な方が、修理もしやすいです。
実際、家の場合には、金額だけでなく、耐久性や修理方法などもコミコミで基準にした方がいいように思います。
もちろん、当然、そこには、家主のメンテナンス意識も入ってくることをお忘れなく。
家へのリスペクトはあるか?
だから、値段が安い家だからといって、卑屈になる必要は全くないし、銭失いを心配する必要もありません。
もちろん、築年数が古い家だとしても、それは同じです。
実際、どんな家であっても、家主が大事にしている家というのは、
素晴らしい!んです。
どんなに古いキッチンでも関係ありません。
古臭い間取りだって関係ありません。
「足るを知る」人の家は、清々しささえ感じるほどです。
まとめ
こんなことを書くのは、今年、何軒か空き家を見に行ったこととも関係しています。
いくら、空き家になっているとは言え、
襖や障子は倒れかけ、食器は散らかり放題、家電までひっくり返っている。
そんな空き家が、何軒かに1軒はあるんです。
そりゃあ、こんな家要らない!からそうなってるんでしょうが、
そのままほったらかし・・・っていう人の気持ちが私にはわかりません。
- 新しい高級な家を建てたら、大事にする。
- 高い綺麗な家なら、掃除もする。
そういうことを言う人も少なくないようですが、
結局、人は一時が万事だと、私は思います。
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