失敗しない!住宅の資金計画の作り方

失敗しない!住宅の資金計画の作り方マイホーム購入のポイント

新築の場合、住宅の資金計画は、とても重要なものですが、

今は、多くの住宅会社が「資金計画書」を作ってくれるので、

それをそのまま鵜呑みにして・・・という人も多いのではないでしょうか?

 

ところが、住宅会社が作るこの「資金計画書」。

決まった書式はなく、住宅会社によってまちまちです。

そのため、割と適当と言えば適当・・・だったりするので、ぜひ、注意喚起をしておきたいと思います。

資金計画書は、ライフプランと同じ

資金計画書というのは、マイホームの総額を知る上でとても大事なものですが、それだけでは不十分です。

何故なら、ン十年もの間、住宅ローンを支払い続けていかなきゃいけないわけですから、

「本当に、大丈夫なのか?」

ここも、きちんと知っておきたいですよね?

 

ですが、住宅会社の仕事は、家を建てること。

「正直、資金計画書なんてのは、受注するためのサービスでしかなく、本音を言えば、あまりやりたくないんだよ!」

なんて、思っている会社も、少なくないんです。

それでもまぁ、一応、

  • 土地の代金
  • 契約印紙代
  • 仲介手数料
  • 所有権移転登記費用
  • 土地の固定資産税(所有権移転してから年末までの日割り計算)
  • 建築費用
  • 外構費用
  • 契約印紙代
  • 水道負担金
  • 確認申請
  • 図面代金
  • 銀行諸費用
  • 抵当権設定や登記費用
  • 火災保険

これぐらいは、資金計画書にきちんと組みむようですが。

 

ただ、マイホームを持つ身としては、

  • 一時的な支払いももちろんだけれども、
  • これから先、継続的に、返済し続けていけるか?

ここが、気になるところ。

だから、上記のようなフツーの資金計画書だけでなく、本当ならば、返済計画にまで踏み込んだライフプラン並みのものも作るべきだ!

と私は思います。

そうじゃなきゃ、

「一生のおつきあいをさせていただきます。」

なんて、簡単に言って欲しくないですよね?

失敗しない!住宅の資金計画の作り方

アパート住まいでは見えない費用

特に、アパート住まいから「新築」を考える場合には、今まで考えてもいなかったような費用がたくさん存在しますので、注意が必要です。

たとえば、

  • 家が広くなれば、当たり前にアップする光熱費
  • 部屋が増えると同時に増えるエアコンなどの冷暖房機
  • 固定資産税(毎年必要。特に3年間の減税措置が終わると跳ね上がります)
  • 住宅ローン完済後の火災保険料
  • 給湯器や、コンロなどの取り替え費用
  • 家のメンテナンス費用など

がそうです。

さらに、家族のイベント(子供の入学や車の買い替えなど)もあるわけですから、相当シビアに資金計画はしておかなければなりません。

さらに、人生100年時代といわれる中、その家で一生暮らせるのか?という問題も出てきます。

「老後資金に2000万必要!」

なんて試算もある中で、なけなしのお金を家だけに注ぎ込んでしまっていいのか?

考えるべきことは山積みです。

住宅の資金計画の作り方

つまり、こういうことです。

住宅会社がフツーに出してくれる資金計画書だけを、鵜呑みにして、ギリギリでやりくりしてはいけない!のです。

もちろん、上記のようなフツー以上の資金計画書を作ってくれる住宅会社もあるにはあります。

が、かなり、少数派であることは否めません。

 

 

まとめ

もしかしたら、この記事を読んで、

「マイホームを持つのが夢だったのに、すっかり気持ちが落ち込んだ」

という方もいらっしゃるかもしれません。

が、

上記のことを知っただけでも、あなたの住宅の資金計画に対する気持ちは、以前とは大きく変わり、より真剣になったはずです。

あなたの感情がどうであれ、それは、とても良いことです。

なぜなら、家族を守るとは、単なる「耐震性や耐久性だけ」の話ではないからです。

住宅の資金計画は、ぜひ!できるだけシビアに計算してみて欲しいと思います。

そのためには、ザっとでもいいので、多くの費用を予測して、算出できる知識が必要でしょう。

このサイトが、その一助になれば、と思います。

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