住み継ぐ家にしていこう

日本の家を住み継ぐ田舎の古い家で楽しく暮らす

「すみつぐ」とパソコンで売ったら、「純嗣」と変換されました。

つまり、それだけ日本においては、家は住み継がれていない・・・ということです。

 

気を取り直して「住み継ぐ」で、再度、検索してみました。

すると、

  • いごごちのいい暮らし
  • 家族の時間を重ねる
  • 世代を超える

など、心地よい言葉がたくさん並んでいます。

 

でも。

中身は結局、「新築」が基本となっているようでした。

 

こんなことは、今さら始まったことではなく、

もう、とっくの昔に、私自身、あきらめたことでした。

でも。

先日「英国の間取り」という本を買ったら、やっぱり、悪あがきしたくなりました。

 

 

イギリスのようにはなれないの?

英国人にとっては、古いとか新しいとかが家の価値基準ではないようです。

要するに、アンティークと同じなのでしょうね。

家にも、人気のある年代というのが、あるようなのです。

もちろん、単純に、その年代物なら何でもいいわけではありません。

そこは、家なのだから、ちゃんとメンテナンスされていないと・・・。

しかも、

家は建てられたその日から「その地にあるもの」とみなされるらしく、

建て替えるという発想がない!のだそうです。

さらに、地産素材で建てられた外観は、そのまま維持することが求められるため、

自然と周りの景色に馴染んでいくのだとか。

 

一方、日本においては、新築が一番、価値があります。

これは、実に不思議な話です。

「日本の建築技術はすばらしい!」

多くの日本人は、そう信じているにも関わらず、

何故?新築だけ?なのでしょうか?

 

日本の家を住み継ぐ

こんな和室。今、作れるのかな?

 

でも、希望はある!

それでも、最近は、かすかながら、希望も見えてきました。

なぜなら、

若い人の中には、

広い家も新しい家も、必要以上の便利さもいらない。

そういう人が、ちらほら出てきているからです。

 

しかも。

ネットで検索してみると、

  • 住んでいない家 買いたい
  • 家 タダ
  • 空き家 住む

こんなキーワードが、結構、検索されています。

 

確かに、家を住み継ぐ息子や娘はいなくなったのかもしれません。

でも。

家をタダであげる人も増えてきています。

そもそも、家は何百年も持つものです。(メンテナンスさえすれば)

核家族化が進んで、家族に住み継いでもらえないならば、

他の誰かに住み継いでもらえばいいだけのこと。

むしろ、その方が、住みやすい優しい社会になっていくと私は思います。

 

まとめ

実を言うと、

空き家とか、タダの家ほど、「いいな」と思う家が、結構あります。

 

家を管理している方がいる場合はいいんですが、

本当に空き家の場合、

「どうか、できるだけ早く、誰か、住んでほしい!」

と、思ってしまいます。

 

本当は、そういう家、全部、自分が手に入れたいぐらいですが、

それは、今のところ、無理なんで。(ずっとか?(笑)

 

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