古い家の雨漏りを放置しても大丈夫?

雨漏り屋根住まいのメンテナンス

古い家の場合、雨漏りしている確率は高くなります。

だからこそ、一番、気になるのが、

古い家の雨漏りは、放置していても大丈夫なのか?

という点でしょう。

 

というわけで、結論から言います。

古い家に限らず、雨漏りは放置していてはいけません。

ただし、慌てず冷静に対処することが大切です。

 

 

良い雨漏りと悪い雨漏りについて

雨漏りと聞けば、誰もが慌てます。

でも、「雨漏りにも良い雨漏りと悪い雨漏りがある」

ということを、下記の記事に書いていますので、まずは、参考にしてください。

 

応急処置には、お金をかけないこと

上記の記事では、

良い雨漏りの場合に限り、「応急処置」でしのぐよう、お話していますが、

この「応急処置」に、お金をかけてはいけません。

いずれは、屋根は修理しなければなりませんので、

その費用は、ちゃんと貯めておきたいからです。

 

ちなみに、一番、費用がかからない方法としては、

昔ながらの方法=天井裏に、バケツを置く

これが、一番です。

 

ちなみに、中古住宅を買った方が、

20年後に屋根の工事をする時、

初めて!屋根裏にバケツが置いてあったことを知った!!

という実例がありました。

 

私は、てっきり、ご本人が置いたのだと思っていましたが、

そうじゃなかったらしく「だまされた~」とおっしゃってました。

 

確かに、だまされたのはショックだったでしょうが、

ある意味、バケツのすごさ!を実感しました。

だって、20年ですよ?

 

えっ?雨漏りを放置しておくメリット?

古い家の屋根の雨漏りは、放置しない方がいい。

これが、正論です。

特に、屋根屋さんの立場ならば、なおさら、そう強く言うはず。

 

でも、大工的には、ちょっと違うことを考えます。

というのは、

古い家の屋根の雨漏りを放置しておくメリットも、ないわけではない!

からです。

 

たとえば。

古い家で、大きな家の場合。

雨漏りしている屋根を完璧に修理するのは、費用が高くなって大変です。

 

だから、

そういう場合には、

屋根も含め、家そのものを小さくしちゃいましょう。

つまり、雨漏りしている屋根を生かして(?)

面積や費用をカットしてしまうんです。

 

大きな古い家

広すぎる家は、屋根も大きい。どうせ雨漏りしてるなら、カットしちゃえ!

 

屋根を減らす

玄関の位置は同じです。右側部分を大きく減築したところ

 

まとめ

さて、今回は、古い家の雨漏りは放置しない方がいい!

という「ど正論」と、その真逆の方法をお話しました。

 

正直、屋根の修理は、結構な費用がかかります。

だからこそ。

古い家を購入する時には、屋根の状態をチェックすることが最重要課題になるんですね。

それでも。

20年バケツの実績を思えば、意外に、なんとかなるもんです。(笑)

 

そりゃあ確かに、屋根は大事ですが、

あまり、ガチガチに考えないで欲しいな・・・と思います。

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