家というのは、新築で建てたら終わり・・・というわけにはいきません。
アフターメンテナンスは、どんな家にも必須ですし、
リフォームだって必要になってきます。
(新築を建てた時には、そんな想像、絶対にしないでしょうが。)
今日は、そういう視点から、ハウスメーカーと工務店、どっちがいいのか?
考えてみることにしましょう。
会社がつぶれるかもしれない?
以前ならば、大手ハウスメーカーなら絶対に大丈夫!
という気持ちがあって、
アフターのことを考えると、やっぱり、ハウスメーカーかな?
そう思う人も多かったようですが、
昨今は、大手だからと言って、倒産しない!とは、言い切れなくなってきました。
無料なのは定期点検のみ
また、今は、無料の定期点検をアフターサービスとして行っているところがほとんどですが、
無料なのは、定期点検のみです。
とは言え、定期点検はやらないよりも、やった方が良いので、
この点に関しては、工務店よりもハウスメーカーの方に軍配があがります。
工務店が大体10年なのに対し、ハウスメーカーによっては30年のところもありますから。
ただし、しつこいようですが、無料なのは、定期点検のみだということをお忘れなく。
万が一、不具合が生じていた場合、
その修理費用までが、無料になるわけではありません。
アフターを行うのは誰か?
家を建てる人が、一番、忘れがちなのが、
アフターを現実に行ってくれるのは誰か?
という点です。
不具合を直すには、当たり前ですが、職人が必要です。
そして、驚くことに!
ハウスメーカーが使う職人も、工務店が使う職人は、実は同一人物だった!!
なんてことが、よくあります。
その工法は、共通しているか?
そもそも、なぜ?上記のようなことが起きるのか?
簡単な話です。
ハウスメーカーには、専門の職人がいない!からです。
まぁ、そりゃそうです。
ハウスメーカーというのは、工場でほとんどの部品を作っていますからね。
- 職人なんて、不要です!
- 職人の腕によって、家の品質が左右されることもありません!
これが、売りでもあるんです。
でも。
それは、新築ならね・・・という話です。
現実問題として、メンテナンスやリフォーム工事は、工場ではできません。
だから、結局、メンテナンスやリフォーム工事は、普通の大工職人に依頼してくるんです。
ただ。
大工ってね。スーパーマンじゃありません。
在来工法(木造)ならば、作り方は共通しています。
だから、どこの工務店から頼まれても、ちゃんと、できます。
でも、工法が全く違う家のメンテナンスやリフォームが、うまくいくと思いますか?
あ、失礼しました。
つい、昔のことを思い出して、切れました。
まとめ
さて、途中、お見苦しい点がありましたが(笑)
アフターのこと、本当に気にするなら、
私は、ハウスメーカーか?工務店か?というよりも、
何工法か?で決めた方が良いと思っています。
だって、どこで家を建てても、多分、アフターに来るのは、普通の大工なんだから。(爆)
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