以前、築40年以上の寒さ対策として断熱の話をしました。
今回は、それ以前のお話をば。
古い家を断熱する前に!
古い家の場合、断熱の前に、一つチェックしておかないといけないことがあります。
それは!
部屋の窓や掃き出しは、ちゃんとアルミサッシか?どうか?という点です。
古い家と言ったって、建てられた年代はそれぞれ違いますし、
リフォームやdiy歴だって異なります。
そこで。
現状が、もし!
アルミサッシではなく、木の建具であったなら・・・
まずは、アルミサッシの取り付けをお勧めいたします。
木の建具の風情は好きだけど・・・
とは言え、木の建具の風情が好き・・・
という方もいらっしゃるでしょう。
実を言うと、私もその一人です。
できるならば。
木の建具のまま、暮らしたい・・・とすら思います。
が。
- 私は、極端な寒がりです。
- 住んでいる地域も、非常に寒い。
そこで。
アルミサッシの取り付けは、やっぱり、仕方がないな・・・
とあきらめました。
アルミサッシが結露するのは何故?
そもそも、アルミサッシは何故?結露するのでしょうか?
答えは簡単です。
風通しが良ければ、結露なんて起こりようがありません。
つまり、アルミサッシは、隙間風を防いでくれているんですね。
だから、もし、アルミサッシがない状態で、周りを断熱しても効果は半減します。
アルミサッシの断熱
もちろん、アルミサッシ自体、寒さの元になっていることはあります。
アルミサッシは周りが金属ですから、外の寒さをもろ、受けてしまいます。
これを何とかするには、
- アルミサッシを止め、樹脂サッシや木のサッシ(もしくは、複合サッシ)にする
- アルミサッシの内側に、内窓を設置する
- 分厚いカーテン等を取り付ける
ことで、寒さを緩和できます。
木の建具を利用してみよう
木のサッシほどではないにしろ、
樹脂サッシ、内窓ともに、それなりに費用はかかります。
カーテンを取り付けるのが一番、簡単ですが、
寒さ対策だけでなく、防犯のことも考えたいですよね。
そこで。
- できるだけリフォーム費用を抑え
- 使えるものは使って、ゴミにしないためにも、
我が家では、
木の建具=内窓と考え、木の建具の外側にアルミサッシを取り付けました。
これなら、割安なアルミサッシの値段だけで済みます。
アルミサッシを取り付けるには?
なお、アルミサッシを取り付けるには、
サッシの構造上、外壁をめくる必要があります。
なので、アルミサッシを取り付けるのは、
外壁も一緒に直すつもり!
そういう時を見計らって、一緒にリフォームやdiyを行うのが良いでしょう。
まとめ
古い家の寒さ対策に、断熱は必須です。
そして、断熱には、順番がある。
そんなお話を以前していましたが、
それよりも前段階の話をしていませんでした。
木の建具は風情があって、
古い家が好きな人にはたまらないと思います。
でも。
冬、寒くて凍えてしまっていたら、せっかくの家も、多分、嫌いになります。
だから、
すべてを新しくする必要はないけれど、
すべて古いままにしておく必要もありません。
我慢せずに、ぜひ、自分らしい解決策を見つけてみましょう。
必要は発明の母ですよ。
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