アルミサッシの重さを考えてる?

アルミサッシの重さ リフォーム屋の目

アルミサッシの重さなんて、普通は新築やリフォーム時には考えませんよね?

でも、一つ気を付けておきたいことがありますので、

今日は、そんなお話を。

アルミサッシは、好みで選んでしまう

アルミサッシというのは、ある意味、イメージというか、自分の好みで選んでしまうものです。

たとえば、解放感のある部屋がいい!ということなら、

大きな掃き出しのサッシをつけたいですし、

壁面収納を作りたいのなら、サッシは当然、小さくなるでしょう。

まぁ、そのあたりは、工務店と打ち合わせしながら決めていけばいいんですが、

私が唯一、失敗したな・・・と思っているアルミサッシがあるんです。

それが、

9尺2本戸ってやつです。

引き違いの場合、レールの上をすべるのだから・・・

9尺2本戸とは、9尺2枚建とも呼ばれるんですが、

9尺(約2700の間口)に、2本のアルミサッシが行き来するものです。

もう一つ、9尺4本戸というのもありますが、

9尺の間口で、引き違いにできるのは2枚戸だけになります。

※4本戸だと、引き分けの形になります。

アルミサッシの重さ

実際、開け閉めが一番、単純で簡単なのが引き違いです。

それに、2本戸の方が、1枚当たりのガラス面が大きくなるので、解放感もあります。

また、コスト面においても、4本戸より2本戸の方がお安いんです。

だからこそ。

我が家は、9尺の間口のアルミサッシを2本戸にしたんですが、

いつの頃からか、この9尺2本戸の開け閉めが重たく感じるようになってきました。

これは、まさに想定外。

なぜって、引き違いのアルミサッシというのは、レールの上をすべらせるもの。

だから、重く感じるなんて、まったく想像していなかったんです。

しかも、このサッシは、リビングからウッドデッキへ出る掃き出しなんですよね~。

しょっちゅう、出入りするのに、この重さが、今、苦痛の種となっています。

もちろん、ホコリがたまっているだけでも、アルミサッシの動きは悪くなりますから、

きちんと掃除もしたいんです。

そのためには、アルミサッシを一旦、外したい!

でも、9尺2本戸のサッシを、一人で取り外すなんて、絶対無理なんです。(泣)

特に寒くなってくると、開けっ放しにはしたくないから、

つらい状況が続いています。

(夏なら、網戸にしておけるから、開け閉めもラク)

アルミサッシの重さのまとめ

もっと言えば、この9尺2本戸は、シングルガラスなんです。

しかも、もともとの古い家の間口に合わせたので、

高さも6尺(1800)しかありません。

もし、これが、ペアガラスで、高さを2000にしてたら?

恐ろしくてゾッとします。

でも。

この重たい9尺2本戸のアルミサッシを、以前、飼っていた猫は、開けてたんですよね~。

そのすごさを、今更ながらに思います。

もしかして、化け猫だったのか?(笑)

猫がサッシを開ける

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