リフォームの内装の仕上げとしてよく使われるのが、壁紙(クロス)でしょう。
他の内装材に比べ、安価ですし、
特にリフォームの場合、部屋がパッと明るくなるので、
「あぁ、やっぱりやってよかった~」と、思える素材No.1です。
そこで、リフォームにおける壁紙の選び方について、v子ならではのお話をさせていただきたいと思います。
壁紙は壁紙なのだ?
壁紙には種類も値段もいろいろありますが、
私の場合、
お施主様に、よほどのこだわりがない限り、
クロス屋が持ってくるサンプル帳だけで決めてもらっていました。
えぇ?
「なんて、ひどい!」
「壁紙の種類も機能もたくさんあるはずなのに!」
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
壁紙なんてものは、所詮、ペラペラの紙みたいなもんです。
だから、どれだけ機能を充実させたところで、
どれだけ、費用をかけたところで、
長い年月の前には、なんも変わらねぇ!!
ということが、経験上わかっているからです。
貼りあがりは、最高!だからこそ・・・
ただし、最初にお話ししたように、貼りあがった時、
「まるで、別の部屋みたい!に見違える!」のが、壁紙です。
だからこそ!
リフォームの場合は、壁紙の選び方にも注意が必要です。
どこまでリフォームするのか?
新しい壁紙は、貼り替えた時が、美しさのマックス!です。
そのため、他の古い部分との取り合いが、うまくいかない場合が多々あります。
天井の壁紙を貼り替えた場合は、照明器具が古臭く見えたりしますし、
壁の壁紙を貼り替えた場合には、家具、サッシ、窓枠、ドアなどが、信じられないほど、みすぼらしく、汚く見えてしまいます。
すべての部位を、完全にリフォームする場合は良いですが、
もし、どこかに古い箇所が残るのであれば、
壁紙を選ぶ際、
- 少し壁紙のトーンを落とす
- 視線をそらすような壁紙を選ぶ
などの工夫をすると良いでしょう。
天井には避けたい壁紙がある?
また、特に天井の壁紙を選ぶ際、避けたいのが、
- 薄っぺらい壁紙
- 格子などの模様がある壁紙
です。
薄っぺらい壁紙は、照明器具の光が近いため、
でこぼこに見えやすい・・・という欠点があります。
また、部屋というのは、きちんとした正方形や長方形ではありません。
経年劣化もあって、部屋は多少の歪みがあるのが普通です。
そのため、格子のような模様がある壁紙を選んでしまうと、その歪みがはっきり見えてしまいます。
まとめ
基本、「壁紙の選び方」は、お施主様の好みで構いません。
ただ、貼りあがった時に、
「うわ。失敗しちゃった」なんてことがないよう、
抑えておくべきポイントだけ、お話ししてみました。
お役に立てれば嬉しく思います。
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