ウッドデッキを部屋にするリフォームはどう？

ネットを見ていたら、ウッドデッキを部屋にするリフォームやdiyを見つけました。

な～んだ、思うことは皆同じなんだな・・・とほのぼのした気持ちになりました。

が。

単に「部屋にする」と言っても、気持ちはそれぞれ違うので、

今日は、そのあたりのことを考えてみたいと思います。

部屋ではなく、小屋ならOK？

たとえば、

• ウッドデッキにサンルームを作るとか、
• ウッドデッキを小屋にするとか、
• ウッドデッキをインナーテラスみたいに使うのであれば、

工事としてはわりと簡単です。

既製品のサンルームを取り付けてもいいし、

せっかくの木を生かして、木の建具を使ったり、木で壁面を作ったりして、

好きなデザインで、リフォームできます。（もちろん、頑張ればdiyも）

ただし、私の場合。

本気で、使える部屋にしたかったので、プロ目線で考えてみました。

ウッドデッキには、断熱性能がない

ウッドデッキを居住空間にするために、一番の問題になるのが、

そもそも、ウッドデッキには断熱性がない！という点です。

そのため、冬は寒いし、夏は暑いんですね。

もちろん、窓などを取り付けて、壁も貼ってしまえば、

完璧にオープンな状態よりは、かなりマシにはなると思います。

でも。

結局、年中、普通に暮らせるほどにはなりません。

なぜなら、ウッドデッキの、最大のメリットが、最大の欠点になるからです。

たとえば、ウッドデッキの床板は、普通、隙間を開けて貼っていきます。

でも、この隙間により、冬は寒くてたまらない状況になります。

（アウトドア気分には浸れるかもしれませんが、私のような寒がりには絶対に！無理です。）

また、ウッドデッキの屋根は、通常、透明か半透明のポリカ等を使います。

なぜなら、ウッドデッキは、明るさを確保したいですからね。

でも、屋根がこのポリカ一枚だと、やっぱり冬は寒く、夏は暑いんです。

冬の朝は、オープンなウッドデッキでも、結露するほどです。

本気でウッドデッキを部屋にするなら？

そこで、アウトドア的な物ではなく、本気でウッドデッキを部屋にするなら？

どんな工事が必要か？考えてみました。

いかがでしょうか？

一応、夏でも冬でも、部屋の中で仕事や趣味ぐらいはできるように・・・と考えてみました。

ウッドデッキの小屋よりは、少し居住性を良くして、

普通に増築するよりは、だいぶラフな感じにしました。

まとめ

ウッドデッキだけ見ていると、あぁ、この広さの部屋があったらなぁ？

ついつい、そう思いますよね？

でも、イメージだけで、突っ走ると、

「あぁ、やっぱり、使えないじゃん」なんてことにもなりますので、

まずは、そのウッドデッキ部屋をどのように使うか？を、明確にしておくのが良いと思います。

ただ、それでも、気持ちは変わっていきますけどね～。（笑）

かくいう私も、今は、草木染にはまっているので、

「オープンなウッドデッキ最高！」って思っちゃってますもん。（爆）

ウッドデッキの上に、サイディングを敷いて（火事予防）、カセットコンロで草木染をしております。どうも、キッチンでやるのが、はばかられて・・・。だって臭いんですもん。