空き家や古家のリノベーションでおススメな方法は?

古い家のリノベーションリフォーム・リノベーション

空き家や古家をリノベーションして住む。

これからは、こういう時代になっていくといいな・・・と思います。

 

ただ、今までと同じ感覚だと、

リノベーションと言葉を変えるだけで、目が飛び出るほどの高額になる。

という現実もあるわけで、それじゃあ、本末転倒です。

 

そこで、おススメしたいのが、

プロに頼む+DIYのセットリノベーションです。

 

 

プロだからこそ、できることがある

プロにはプロである理由があります。

全部DIYでやる!と意固地にならず、

餅は餅屋・・・という発想も持っておきましょう。

 

プロには知識がある

まず、家づくりには、なんといっても、知識が必要です。

そうじゃないと、こんな羽目に陥るかも?

これは、知人から聞いた、本当にあったお話しです。

とある年配のご夫婦が、いい感じの古家を見つけ、退職金を使って、購入しました。
時間もたっぷりあることだし、自分たちだけでDIYをして、居酒屋かカフェにするつもりだったんです。
頭の中で、構想はバッチリできあがっていました。
ところが、とある構造材を切り始めた時です。
屋根が全部、ご夫婦の頭の上に落ちてきたのです。
幸い、けがはありませんでしたが、家は、大きな音を立てて崩れてしまいました。

 

この原因は、言うまでもなく、ご夫婦にあります。

家の構造を理解しないまま、夢だけで突き進んでしまったのです。

しかも、話を聞いてみると、やったことのあるDIYはせいぜい、本棚を作る程度。

これでは、さすがに無謀というものでしょう。

 

プロには道具がある

先ほどの話ではありませんが、本棚をDIYで作るとしても、

それなりの道具が必要でしょう?

 

同様に、家をリノベーションするとなれば、その何倍もの道具が必要になります。

実際、それらの道具を、全部、買いそろえるだけでも、

結構な費用になるものです。

たとえば、電動ドリルは持っていても、振動ドリルは持っていない。

そんな方は多いはず。

なぜって、プロですら、振動ドリルなんて、そうそう使うものじゃありません。

でも、プロはプロであるが故に、どんな道具も持っています。

一方、自分のDIYのためだけに、そうした道具を揃えるのは、

やっぱり、もったいないと思います。

 

プロには経験がある

どの職人にも言えることなのですが、

家をつくるプロは、皆、いろんな経験を積んでいます。

この経験の差は、バカになりません。

もちろん、プロだからと言って、

すべてが思い通りに進むわけではありません。

が。

たとえそうであっても、途中でちゃんと修正して、

最終的には、綺麗に完成させることができる。

これは、経験があってこそできることです。

 

古い家のリノベーション

DIYだからできることがある

それじゃあ、全部、プロに任せた方がいいのか?

というと、そうじゃありません。

 

あなたの好みの一番の理解者は?

人は皆、

  • 考えることも、
  • おそらく話している言葉も、

違います。

そんな中、どれだけお互いにすり合わせをしようとも、

あなたの好み100%理解することは不可能です。

 

でも、あなた自身なら、そんな差は絶対に生まれませんね?

あなたの好みの一番の理解者は、あなた自身です。

 

素人だからこその発想

プロは、ある意味、ルールに縛られます。

だから、素人の人の発想は斬新で、とても面白い。

多分、いや、間違いなく、

DIYの醍醐味はここにあります。

 

普通とは違う発想ができる。

これが、あなたの家をよりあなたらしく変えてくれます。

 

セットリノベーションの方法

いかがでしょう?

要するに、

プロにはプロの良さがあり、

DIYにはDIYの良さがあります。

だからこそ、それらを上手に組み合わせましょう。

 

構造部分はプロに

プロにまかせた方が良いのは、

  • 家の躯体くたい(構造)に関する部分
  • 特殊な道具や経験が必要な部分

この2つでしょう。

間取り変更や、タイル浴室の解体、などがこれに当たります。

 

内装部分はDIYで

一方、内装の部分は、いわゆる化粧に当たるので、

自分らしくDIYで行うのが、楽しいはず。

内装用の道具も、一般的な工具が多いですし、

何より、内装は家の構造には関係ありませんので、

どんな風にしてもOKです。

 

相談できる工務店を探そう!

とは言え、上記の線引きは、

あなた自身のDIYの腕前がどれほどなのか?

によっても、変わってきますので、

こうしたことを、ちゃんと相談できる工務店や職人を探した方が良いでしょう。

 

工務店や職人の探し方は簡単です。

DIYとのセットリノベーションをお願いしたい。

そう相談してみることです。

ちなみに、

Aさんに良い工務店がBさんにも良いとは限りませんので注意しましょう。

おそらく、しつこく相談している間に、そうしたズレは見えてくるはずです。

え?しつこく相談する厚かましさはない?

ならば、女性の第六感を当てにしましょう。

割と当たるから不思議です。

 

とある夫婦の会話
「なんか、あの社長はイヤだ。」
「なんで?」
「なんとなく」
「でも、会社はしっかりしてそうだよ?」
「そういうことじゃないんだよ。とにかくイヤだ」

上記の会話は、よくあるご夫婦間の会話です。
これを無視して強引に勧めると、トラブる可能性大です。
お気をつけくださいませ。

 

まとめ

空き家や古家のリノベーションで大事なのは、

自分達の暮らしを明確に見据えることです。

 

単に、家を綺麗にして飾り立てることに躍起になるのではなく、

  • 本当に、住まいに必要なものは何か?
  • 自分達は、どう暮らしていきたいのか?

そこを考えることが先決です。

 

お金だけじゃありません、

体力だって

若さだって

仕事だって、

いつ、どうなるのか?私たちにはわからないのです。

わかっているのは、

将来、良きにつけ、悪しきにつけ、

確実に今とは違う状態になっている!ということだけです。

 

だからこそ、

リフォームやリノベーションのプロの意見や知恵をぜひ、取り入れておきましょう。

なぜなら、

  • リフォームやリノベーションのプロはすでに30年後の家、40年後の家がどうなるか?
  • 家族がどういう状況になるか?

全部、実際に経験しているからです。

 

もちろん、DIYを極めれば、

その時々の自分に合わせ、家も変化させていけるでしょう。

でも、最初から、30年後、40年後の家を理解しておくことは、

非常に大きなメリットになります。

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