古い家に住むならば、リフォームやDIYは大前提になります。
そこで。
今回は、古い家のリフォームプランの作り方についてお話したいと思います。
通常のリフォームプランの作り方
通常、リフォームプランを作る時には、
- 間取り図と現況をチェックし、
- 住んでいる人の要望や不満解消に努めてプランを作る
というのが一般的です。
ただ。
20年以上、いろんなお客様と接してきて、
言えることが一つあります。
それは、
人は、自分の要望も不満も、実は、よく理解していない
ということです。
建築家のリフォームプランの作り方
一方、建築家のリフォームプランの作り方は、
- 間取り図の長所と短所を洗い出し、
- 自由なイメージで発想していく
のだそうです。
この方法のメリットは、今ある間取りを最大限に生かしているように思えることです。
が。
この話には続きがあって、
工事の難しさや予算のことは一切考えないことが大事なんだとか。
つまり。
庶民には、とても頼めない(高額な)リフォームプランになるかもしれません。
古い家のリフォームプランで、大事なのは何か?
もちろん、
通常のリフォームプランであっても、
建築家のリフォームプランであっても
それぞれに、ピッタリとくるケースはたくさんあると思います。
ただ、もし、あなたが、私と同様、
- 古い家が好きで、
- 古い家のおしゃれさに気づいており、
- 古い家に住みたい!
そう思っているのであれば、
通常のリフォームプランでは、物足りなさを感じるでしょうし、
建築家のリフォームプランでは、費用の問題が大きくのしかかってくるはずです。
人生のケロッグバランスを考える
では、どうすれば良いのか?
私はこれを、「人生のケロッグバランス」と呼んでいますが、
多くの人は、リフォームプランを作る時、
結局、「家」のことばかり考えているんです。
でも。
現実には、そうじゃありません。
リフォームプランは、暮らしそのものであり、あなたの人生そのものです。
特に古い家に住もうとすれば、なおさらです。
だからこそ、
古い家のリフォームプランは、人生のバランスを取りつつ考えるのが良いんです。
イメージしやすいように、イラストを描いてみました。
放射線状に伸びている項目は、私が勝手に考えたものですが、
自分達らしい項目にしていけば良いと思います。
大事なのは、ここをコアにしつつ、リフォームプランを作っていくことです。
まとめ
今回は、古い家のリフォームプランの作り方として、
具体的な話には入れませんでしたが、
- 最初にコアがあって、
- 次に手段があるのです。
正直な話、いくら手段を真似してみたところで、
大事なコアがなければ、
それは、単なる猿マネに過ぎず、結局はうまくいきません。
まずは、家そのもののプランよりも、
自分自身を知るところから・・・です。
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