古い家は、どうしたって汚いです。(きっぱり!)
でも、古い家ならではのメリットもたくさんあります。
新築だけが「夢のマイホーム」だなんて社会は、ひずんでると思います。
綺麗だから不便
確かに新築の家は綺麗です。
だって、新しいから。
でも、新しいものは、古くなるのが定めです。
だから、新しさをキープするために、人は必死になります。
借金も多額だから、余計に頑張ります。
正直、見ていると「毎日、毎日、掃除もメンテナンスも必死だな~。」
と息苦しくなるほどです。
一方、古い家は、最初から汚いので、
そういう意味では、気楽です。
もちろん、汚い部屋には住みたくないので、
最初だけは、せっせと掃除をしなきゃなりません。
もっと言えば、DIYやらリフォームやらも必要かも。
でも。
人ってね。
家を買った時が、一番、エネルギーがあるんです。
だから、大丈夫。頑張れます。
しかも、しょっぱなが、思いっきりマイナスイメージなので、
掃除するたび、DIYするたび、リフォームするたびに、イメージはプラスへと傾いていきます。
このことは、コップの水で考えるとわかりやすいと思います。
新築は引き渡しされた時が最高で、
そこから、徐々に水は減っていきます。(徐々に古くなる)
一方、古い家は、引き渡し時が最低のラインで、
手を入れるほどに少しずつ水位は上がっていきます。
そして、それが、何やら嬉しいのも事実です。
家のそのものよりも、環境
家そのものがステキ!
でも、周りの環境は?
ここが気になるところです。
特に、ステイホームで家にこもる日々が続くと、
実感したはずです。
やっぱり、環境も大事だと。
広い庭があったら、自宅で水遊びができます。
家族でバーベキューだってできちゃう。
周りの自然が豊かだったら、雑草や木々の緑、小鳥のさえずりに心癒されます。
もちろん、家にも環境にもお金をかけられるならいいんです。
でも、どちらかを犠牲にしなければならないのなら、
家は多少古くても、良い環境を選んだ方が良いと思います。
子育て世代は環境が大事
自然の中でのびのびと育っている子供を見ると、いいなぁ。
そう思う人は多いはずです。
古い家で購入費が落とせれば、それに近い環境を子供たちに与えられるかもしれません。
実際、ステイホーム期間中、未就学児がいる家庭の7割がうつ病の傾向が出たそうです。
小学生以上の子供達もストレスが溜まった!なんて言っていましたしね。
よくよく考えれば、そういうストレスを発散するために、
私たちは、いろんな所へ遊びに行っていたわけですが、
それが、ままならない今、近くに自然があれば、その中で、十二分に楽しめます。
3密にもならないし。
定年後の夫婦にも環境が大事
子供に良い環境は、定年後のご夫婦にも最適です。
なにしろ、喜んで孫が遊びに来てくれます。
また、年を取ってくると、掃除もおっくうになってきます。
だから、別に古い家でいいんですよ。
晴耕雨読の生活でのんびり暮らすのも良いものです。
そういえば、最近は誰も言わなくなりましたが、
コンクリートに囲まれたケージの中で暮らすラットは早死にした、
という研究結果もあったはずです。
それでも汚いのはイヤだ!というあなたへ
古い家は確かに汚いです。
でも、この汚さには、種類があります。
- 本当に汚いのか?
- 汚く見えているだけなのか?
まずは、ここを見分けられるようになりましょう。
そうすれば、
全面リフォームだ!リノベーションだ!などと騒がなくてもよくなります。
実際、ポイントさえ絞れば、ちょっと手を加えるだけでも、見栄えはグ~ンと変わります。
まとめ
古い家が汚いのは当たり前です。
でも、その汚さだって、メリットに変えられます。
パッと見ただけで、汚い家=ダメだ!
そう断罪してしまうのは、あまりにもったいない話です。
汚いなら、それを上手く利用しましょう。
デメリットは工夫次第でメリットに変えられます。
事実、長い目で見てみれば、その汚さは取るに足らないことかもしれません。
ぜひ、本当の(現実の)知識や知恵を蓄えましょう。
コメント