食器洗い乾燥機はいる?いらない?

食器洗い乾燥機 暮らしの困ったや不便を解決

食器を自動で洗って乾燥までしてくれる食器洗い乾燥機。

使う水の量も手洗いよりも少ないですし、食器もピカピカになり、時間にもゆとりが生まれ、忙しい主婦の味方だ!と長い間、ずっとそう思ってきました。

ですが、食器洗い乾燥機にもデメリットはあります。

私自身、2台の食器洗い乾燥機を20年使い続けてきました。

その中で、改めて感じた食器洗い乾燥機のデメリットについてお話ししますので、
食器洗い乾燥機をどうしようか?迷っている方は、ぜひお読みくださいね。

一般的に言われているデメリットは?

まず、最初に、一般的に言われている食器洗い乾燥機のデメリットをおさらいしておきます。

  • 食器洗いから乾燥まで、時間がかかる
  • 音がうるさい
  • 水がたまる
  • 熱い蒸気が出る
  • 専用の洗剤が必要

これらについては、私自身も感じていたことなので、現実的な視点を交えて詳しく見てみましょう。

食器洗いから乾燥まで、時間がかかる

食器を入れて、完了しましたのブザーが鳴るまで、約2時間かかります。

なので、急に、お菓子とか作りたくなった時、

「あ!泡だて器、食洗器の中だ!」

ってことになると、結局、お菓子作りは我慢しなくてはなりません。

乾燥機中ならば、一時停止をすれば取り出せますが、
ジャージャー洗っている間は無理です。

食器洗いや乾燥し始めの時に、音がする

食器洗い乾燥機を使っていると、慣れっこにはなりますが、
ゴーゴーゴーと結構な音がします。

その中で、たまにチャリチャリと音がしようものなら、

「え?大丈夫かな?お気に入りのカップ・・・」

ってなことになります。(笑)

なので、大事な食器は、食器洗い乾燥機では洗わない方が無難です。

(チャリチャリしなくても、食器自体、もろくなる気がします)

食器洗い乾燥機なのに、水たまりが!

食器と言っても、形は様々。
なので、食器洗い乾燥機の中に、綺麗に収まるとは限りません。

そのため、完了後にふたを開けると、食器がひっくり返って、水が溜まってる!
なんてことは、しょっちゅうあります。

熱い蒸気が出る

食器洗い乾燥機からは、結構な蒸気が出ます。

なので小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、気を付けた方が良いでしょう。

また、長い間、蒸気が出続けた結果、
我が家の場合は、キッチンのコーキングが切れてしまいました。

我が家の食器洗い乾燥機は、ビルトインのトップオープンタイプでしたので、
奥の壁側から、上に向かって蒸気がでていたためです。

一方、引き出し式の場合には、前面に向かって蒸気がでますので、
コーキングには支障はありません。

ただし、あるお宅では、木製の扉に蒸気が常にかかるため、傷み始めていました。

ですから、扉の素材にも、注意した方が良いと思います。

食器洗い乾燥機用の洗剤が必要

食器洗い乾燥機を使うためには、専用の洗剤が必要です。

普通の泡立つタイプの洗剤は使えません。

また、食洗器用の洗剤は、泡立つタイプの洗剤よりも、一般的に割高です。

実際に長く使ってみて気づいたデメリット

食器洗い乾燥機を20年以上、使い続けてきて、

なおかつ、食器洗い乾燥機を止めてみて、初めて気づいたデメリットもあります。

  • 食器を片付けるのが面倒
  • 専用の洗剤が、ちょっと心配
  • 食器洗い乾燥機が壊れた時、新たな導入費用はとても高く感じる
  • 乾燥だけだと庫内が汚くなる

食器を片付けるのが面倒

食器洗い乾燥機は、少量の食器を洗うのには向いていません。

時間もかかりすぎるし、広い庫内に少量の食器ではもったいないので、
できれば、食器は満タンにして洗いたくなります。

そうすると、食器を洗って、乾燥するのは全自動だからいいですが、
乾燥した食器を片付けるのが、かなり面倒です。

これが、ほんっと、私はイヤでした。
だって、ご飯を作る前に、まず、片付けから始めなきゃいけないんで。

でも、食器洗い乾燥機をスッパリやめたら、

  • 料理の都度、少しずつ、拭いて片づけていくようになる。
  • 食器洗い乾燥機用と手洗い用に食器を分ける必要がない。
  • すでに食器は片付いているので、すぐに料理に取り掛かれる。

と一石三鳥だということに気づきました。

食器洗い乾燥機の欠点

食器洗い乾燥機専用の洗剤は・・・

また、ずっと気になっていたことがあります。

通常の泡立つ洗剤で手洗いするよりも、
食器洗い乾燥機専用の洗剤で洗った方が、食器はピカピカになります。

でも。そのピカピカさが、ちょっと不気味だと、娘が言ったんですよね。

それは確かにあるんです。
正直、食器洗い乾燥機専用の洗剤は、とても手洗いで使える物ではありません。
とにかく、ヌルヌルがすごくて。

これは、高い温度で食器洗いができる機械ならではの物なのだと思います。

そういう強力な洗剤が、果たして綺麗に洗い流されているのか?どうか?
機械が新しいうちはいいですが、
古くなってくると、妙な心配してしまうのは、私だけでしょうか?

壊れた時、最初よりも導入コストが高い

食器洗い乾燥機はあるのが当たり前!という状態になっていると、
それが、壊れた時のショックはかなり大きいです。

そこで、新しい食器洗い乾燥機に交換しよう!となると、
ほとんどの方が、「あれ?なんか、思ってたより高い」とおっしゃいます。

実は、それは当然なんです。

なぜなら、最初は、システムキッチンと食器洗い乾燥機をセット購入しているので、安く感じるんですが、後から食器洗い乾燥機だけを単独で購入しようとすれば、当然、割高になります。

乾燥だけだと庫内が汚くなる

食器洗い乾燥機の場合、乾燥だけを使い続けたらどうなるのか?

この経験を、私はすることができましたので、お話ししておきます。

v子
v子

あくまでも、我が家の場合に限っては!という話です。

我が家の2代目の食器洗い乾燥機は、食器洗いは壊れたけれど、乾燥機はまだ使えていました。

そこで、食器洗いの部分だけを手洗いにして、乾燥機だけは、しばらく使っていました。

だって、やっぱり、食器は乾燥してた方がいいですからね。

ところが。
乾燥機だけにすると、庫内がおそろしく汚れてしまうんです。

え?なんで?乾燥してるのに?
と最初は、?がいっぱいでした。

正直、食器洗いが動いている時は、こんなにも汚れるものだ!とは思いもしませんでした。

もしかしたら、食器洗い用の強い洗剤と、高い温度のお湯を使うことにより、食器だけでなく、庫内をも綺麗に掃除していた・・・ってことなのではないでしょうか?

食器洗い乾燥機はいる?いらない?のまとめ

以上の理由から、私自身は「もう、食器洗い乾燥機はいらない!」と決断しましたが、
食器洗い乾燥機がいるか?いらないか?は、
ご自身の年代や、ライフスタイルがどんなものなのか?によっても判断は分かれるところでしょう。

よくよく考えれば、私だって若い頃は、毎日のように現場に出て行っていましたので、
食器洗い乾燥機は、必需品であり、お世話になった家電なのです。

ただ、いつもお話ししているように、どんな機械でも壊れる日は必ずやってきますし、
必ず、デメリットは存在しますので、じっくり検討されることをおススメ致します。

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