空き家のリノベーションとDIYを成功させるポイントについてお話しする前に、
家は一生に一度ではない!
まずは、ここを再確認してください。
そもそも、一生に一度の家!だと思うから、
無理にでも夢をかなえようとして、
無理な予算を組んでしまうのです。
家なんて、もっと気楽に構えて、
その時々に合った暮らしをすればいいんです。
小さな家を選ぶ
まず最初のポイントは、
同じ空き家でも、小さな普通の家を選ぶことです。
初心者のうちから、
いきなり大きな古民家に挑戦するのは、無謀というもの。
まずは、どこにでもありそうな普通の小さな家を
リノベーションやDIYしていきましょう。
言うまでもないことですが、
面積が小さければ、予算も労力も少なくて済みます。
また、小さな家なので、
家具もできるだけ置かないようにして、
作り付けの棚や収納を考えると良いですね。
家具代も浮きますし、
作り付けの棚や収納は耐震性能も高めてくれます。
さらに、いつか第二の家に引っ越す際、
荷物が少なくて済みます。
プロとDIYを使い分ける
次に、ポイントとなるのは、
上手にプロとDIYを使い分けることです。
一生に一度の家ではないので、
できるだけ予算は抑えたいところです。
実際、
すべてをプロにまかせると費用がかかってしまうし、
すべてをDIYでやろうとすると、限界があるはずです。
たとえば、下記のお宅の場合、お風呂だけのリノベーション(リフォーム)を行いました。
お風呂以外は、全部、DIYでした。
ただ、さすがに、お風呂だけは自分では無理。
そう判断されたようです。
しかも、このお宅の場合、元のお風呂場のサイズが小さくて、普通のシステムバスが入りませんでした。
もちろん、完全オーダーのシステムバスもありますが、
それだと、費用ばかり高くなって、住む人には何のメリットもありません。
そこで、お風呂と脱衣室の間仕切りを、手前に動かしました。
天井の梁などの補強も行って、通常のシステムバスが入るようにしました。
こうしたことは、やはりDIYでは難しいはず。
つまり。
- 予算だけでもない
- 夢ばかりでもない
上手にバランスを取りながら、賢くプロとDIYをミックスさせれば良いのです。
時間をかける
最後のポイントは、
リノベーションやDIYには、時間をかけることです。
確かに、
人は見た目に引っ張られます。
だから、最初、空き家を見て、
「うわ、きちゃない!!!!」
そう思ったら、
「全部、全部、取っ払って、全部、全部、やり直したい!」
確実に、そう思うはずです。
でも。
人って不思議ですね。
そういうのってね。最初のうちだけなんです。
毎日、暮らす中で、
グルリと天井も壁も床も見て回って、
隙間のホコリまでチェックして・・・
なんて人、ほぼほぼ、いません。
だから、いい意味で、
忘れることを利用しましょう。
リノベーションやDIYなんて、ボチボチやればいいんです。
大事なのは、家という器ではなく、家族と楽しく暮らす場所を作ることです。
そうそう。
ご存知でしょうか?
「家は完成させてはいけない!」って言う昔からの言い伝え。
単なる縁起担ぎではあるんですが、
もっと、発展させていくぞ!
という意味合いがあるのだとか。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、空き家のリノベーションとDIYを成功させるポイントについて3つお話ししました。
その3つとは
- 小さな家を選ぶ
- プロとDIYを使い分ける
- 時間をかける
ことでした。
もちろん、空き家と言っても、間取りも状態も様々です。
ですから、一概に言えない部分もありますが、
それでも、最初の家なんだから、楽しむ。
多少、失敗してもいい。
そんな発想で、リノベーションとDIYに取り組んでもらえたらと思います。
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