空き家で庭づくりを始めました。
当然、できるだけお金はかけたくありません。
そのためには、プロに頼むのではなく、自分でやるのが一番です。
ただ、自分でやる!となると、一気にやる!なんてことは、到底無理です。
だから、始めた当初の庭は、しょぼい感じになります。
でも、庭づくりにあせりは禁物!!です。
お金をかけない!と決めた(?)なら、特に!(笑)
実際、庭づくりをボチボチ続けていると、気持ちも少しずつ変わってきます。
確かに、ネットで見かける「すばらしいお庭」は、ゴールだけれど、
一気にそこを目指さなくてもいいんだな・・・って。
なぜなら、
庭づくりも住まいと同じで、絶対にメンテナンスは必要です。
どんなに素晴らしい庭を作っても、
ほったらかしでは、あっという間にぐちゃぐちゃになりますから。
そういうことを、実際に体験していくと、
むしろ、お金をかけない!ってことは、すごく大事かもしれない・・・
なんて、私は思います。
庭づくりの第一歩は現状把握から。
庭づくりの第一歩は、庭の現状把握からです。
- 日当たりはどうなのか?
- 風通しはどうなのか?
- 夏の暑さは?冬の寒さは?
- どんな土なのか?など
最初にきちんと把握しておくと、余計な手間がかかりません。
ちなみに、
余計な手間がかかる=余計なお金がかかる
という感覚は持っていた方が良いと思います。
![春の花](https://v-daiku.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_0832-300x225.jpg)
失敗した砂利と花たち
庭づくりで最初に行うのは、土づくり。でも、お金はかけない!
きちんと現状把握ができたら、まずはプラン作り・・・・
どうもこれが、常識みたいですが、
初心者で素人の場合、庭と方眼紙を交互に眺めてみても、何も浮かんではきません。
(少なくとも私はそうでした)
そこで、いきなり実践に突入します。(笑)
こういう場合、何より大事なのが、土づくりです。
ちなみに、うちの庭の場合は、粘土質で、水はけが非常に悪いという特徴がありました。
しかも、ほったらかしだったので、土が団子状にねっとりしていました。
なので、本来ならば、庭の土をすべて入れ替えたいところですが、
そんなの、お金がかかって仕方がありません。
そこで、花を植える場所を、地べたのプランターと考え、
その場所だけ、土を掘り出し、水はけの良い花用の土に変えるようにしました。
これなら、たいして費用はかかりませんし、何より、チョコチョコできます。
チョコチョコやっていたら、あら不思議。
なんだか、いつの間にか、庭全体が、いい感じの土になってきました。
また、このチョコチョコは、お金をかけないだけじゃなく、
自分の経験を積むためにも、とても重要なキーワードになっています。
お金をかけないなら、宿根草は必須
私自身、庭づくりを始めた当初は、お店に売っている華やかなお花をいろいろ植えてみていました。
特に一年草は、色も鮮やかなものが多く、庭がとても華やかになって、それが嬉しかったんです。
ただ。
一年草は、その名のとおり、一年で終わってしまう花です。
上手に種を取り、差し芽をするなどして、増やせればいいですが、
それは初心者には、かなりハードルが高いです。
となると、花が終わるたびに、新しい花を買わねばならず、
正直、お金がかかります。
![初心者の庭いじり](https://v-daiku.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_0834-300x226.jpg)
最初に植えた花たち
そこで。
買う時には、多少値段が高くても、宿根草(多年草)の花を増やすことにしました。
枯れてしまえば、元も子もなくなりますが、
うまく育ってくれれば、毎年、花を咲かせてくれます。
![お金をかけない庭づくり](https://v-daiku.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_0963-300x264.jpg)
来年の春を楽しみに宿根草を植えています。
まだ量が少ないし、秋なので、遠目では上の写真のような感じですが、
近づくと、少し華やかになります。
来年の春には、もっと大きくなってくれることを祈って。
とは言え、宿根草だけでは物足りない場合には、一年草もチラホラ使います。
![一年草もアクセントに](https://v-daiku.com/wp-content/uploads/2022/04/DSC_0192-300x92.jpg)
パンジーは安くて丈夫だからね!
お金をかけないで、時間をかけよう!
庭づくりを始めて、強く実感したのは、
自分一人では庭づくりはできないんだな~ってことです。
だって、どんなに焦ってみたところで、
植物には、それぞれの時期がありますし、
その場所に合う、合わないもあるわけですから、
どうしたって、植物との共同作業になるわけです。
そう考えると、やっぱり、
お金をかけないで、時間をかけるべきなんだろうなと思うのです。
まとめ
お金をかけない庭づくりという言葉を、
私は最初、単に費用をケチるという意味で使っていました。
でも、実際に、庭で花たちと接しているうちに、
「お金をかけない」からこそ、いろんな経験を積めるのだ・・・ということに気づきました。
何より、
お金の代わりに、時間をかけることの大切さも学びました。
だから、
何年かかるか?わかりませんが、
少しずつ、少しずつ、楽しみながら庭づくりをしていきたいと思います。
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