石油ストーブは一体、何年使えるのか?
日本の二大メーカーさんのホームページで確認してみると、
CORONAさんは、標準8年と書かれていましたが、
TOYOTOMIさんの方は、芯の寿命は一般的に、3年から5年前後と書かれていました。
これを見て、
「うわ。TOYOTOMIは、短い!」そう思った方。
焦ってはいけません。
私自身は、CORONAさんの石油ストーブは使ったことありません。
だから、8年が目安なのね・・・と思うしかありませんが、
TOYOTOMIさんの石油ストーブに関しては、かなり長い間、使い続けているので、
上記の「芯の寿命は一般的に、3年から5年前後」というTOYOTOMIさんの文言は、
実に的を得た表現なのです。
トヨトミの石油ストーブとの付き合いはすでに20年以上
最初に、私がTOYOTOMIさん(めんどくさいので、これ以降はトヨトミと書きます)の石油ストーブを購入したのは、「2000年問題」の予防策のためでした。
だから、最初は、何も期待していませんでした。
ところが、その当時、使っていた石油ファンヒーターは、次々と壊れていったにも関わらず、
この時に買ったトヨトミの石油ストーブだけは、いまだに健在なのです。
写真でもおわかりのように、なんと!98年製です。
もちろん、この22年の間には、いよいよ寿命か?と思ったことはありました。
というのも、
中央の筒の部分が、全体的に綺麗な赤にならなくなっちゃったんです。
でも、昔気質の父から聞いてたんですよね。
「石油ストーブは、芯を交換すれば元に戻るぞ!」って。
そこで、芯を交換してみたところ、無事復活!して今に至るというわけ。
ただ、気になりますよね?
「そんな古い石油ストーブの芯(部品)なんか売っているの?」
と。
ところがね、これが、あるんですよ。(笑)
実を言うと、芯を変えてからも10年ほど経つので、
そろそろまた、芯を交換したいな?と思っていて、
トヨトミさんのサイトを見たんですけどね。
まだ、ちゃんと売ってました!
早速、購入です!
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石油ストーブを長持ちさせる秘訣は?
なお、トヨトミさんのホームページに掲載されていた「芯の寿命」については、
こんな補足説明がされています。
一般的に3~5年と言われている「芯の寿命」ですが、
我が家の場合には、約2倍、長持ちしていることになります。
それは、おそらく、日常の手入れをしているからではないか?と思います。
以下、私が行っている石油ストーブのお手入れ方法です。
あくまでも、参考です。これをやれば大丈夫!ってことではありませんので、あしからず。
日常のお手入れ
- 掃除機をかける時には、ストーブのホコリ取りも必ず行う
- 煮物の汁などをこぼしたら、必ず、すぐに拭きとる
片づける時のお手入れ
- ストーブが勝手に切れるまで、灯油を燃やしきる(室内で行うと臭いので、私はウッドデッキで行ってます)
- その後、残っている灯油は専用スポイトですべて吸い上げ、ボロ布などで拭き取り限りなくゼロにする
- 念入りに掃除機をかけて、綺麗に拭く
- 購入した時の段ボールにホコリが入らないようにして収納する(段ボールがない場合には、きっちりビニール袋で包みます)
なお、トヨトミさんのサイトに、芯の空焼きクリーニングの方法が掲載されていましたので、参考にしてみてください。
石油ストーブは危険なの?
「確かに、お手入れすれば、石油ストーブは長持ちするのかもしれない。」
「でも。石油ストーブって、危険じゃないの?」
そう思っている方。
確かに、火が見えるからこそ!石油ストーブは危険だ!というイメージがつきまといます。
でも、火災の一番の原因はたばこ、次いで放火なんです。
事実、ストーブによる火災は、8位です。
それでも、8位にランクインしているのだから・・・
そう思いましたよね?
でもね。
7位、9位、10位は、すべて電気関連なんですよ。
なぜか人って、電気だから安心だ!っていう、妙な思い込みがあるんです。
でも、事実はそうじゃありません。
こたつだって、オイルヒーターだって、正しく使わなければ、危険なんです。
- こたつで服を乾かしていませんか?
- コンセントにホコリがたまっていませんか?
- たこ足配線してませんか?
- ちゃんと、漏電ブレーカーつけてますか?(特に古い家)
つまり、火事になるのは、
石油ストーブだから!ではなく、
どこかで、横着するから、危険になるんです。
それを、お忘れなく。
石油ストーブは何年使える?のまとめ
今回は、石油ストーブは何年使えるの?
という疑問に対し、私自身の経験をお話しました。
ただ、
- どんなものであっても、正しく使うこと。
- どんなものであっても、日ごろから、ちゃんとお手入れをしておくこと。
この2つのことは、すべてに通じているってことですね。(住まいも同じです)
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