空き家で庭づくりを始めました。
当然、できるだけお金はかけたくありません。
そのためには、プロに頼むのではなく、自分でやるのが一番です。
ただ、自分でやる!となると、一気にやる!なんてことは、到底無理です。
だから、始めた当初の庭は、しょぼい感じになります。
でも、庭づくりにあせりは禁物!!です。
お金をかけない!と決めた(?)なら、特に!(笑)
実際、庭づくりをボチボチ続けていると、気持ちも少しずつ変わってきます。
確かに、ネットで見かける「すばらしいお庭」は、ゴールだけれど、
一気にそこを目指さなくてもいいんだな・・・って。
なぜなら、
庭づくりも住まいと同じで、絶対にメンテナンスは必要です。
どんなに素晴らしい庭を作っても、
ほったらかしでは、あっという間にぐちゃぐちゃになりますから。
そういうことを、実際に体験していくと、
むしろ、お金をかけない!ってことは、すごく大事かもしれない・・・
なんて、私は思います。
庭づくりの第一歩は現状把握から。
庭づくりの第一歩は、庭の現状把握からです。
- 日当たりはどうなのか?
- 風通しはどうなのか?
- 夏の暑さは?冬の寒さは?
- どんな土なのか?など
最初にきちんと把握しておくと、余計な手間がかかりません。
ちなみに、
余計な手間がかかる=余計なお金がかかる
という感覚は持っていた方が良いと思います。
庭づくりで最初に行うのは、土づくり。でも、お金はかけない!
きちんと現状把握ができたら、まずはプラン作り・・・・
どうもこれが、常識みたいですが、
初心者で素人の場合、庭と方眼紙を交互に眺めてみても、何も浮かんではきません。
(少なくとも私はそうでした)
そこで、いきなり実践に突入します。(笑)
こういう場合、何より大事なのが、土づくりです。
ちなみに、うちの庭の場合は、粘土質で、水はけが非常に悪いという特徴がありました。
しかも、ほったらかしだったので、土が団子状にねっとりしていました。
なので、本来ならば、庭の土をすべて入れ替えたいところですが、
そんなの、お金がかかって仕方がありません。
そこで、花を植える場所を、地べたのプランターと考え、
その場所だけ、土を掘り出し、水はけの良い花用の土に変えるようにしました。
これなら、たいして費用はかかりませんし、何より、チョコチョコできます。
チョコチョコやっていたら、あら不思議。
なんだか、いつの間にか、庭全体が、いい感じの土になってきました。
また、このチョコチョコは、お金をかけないだけじゃなく、
自分の経験を積むためにも、とても重要なキーワードになっています。
お金をかけないなら、宿根草は必須
私自身、庭づくりを始めた当初は、お店に売っている華やかなお花をいろいろ植えてみていました。
特に一年草は、色も鮮やかなものが多く、庭がとても華やかになって、それが嬉しかったんです。
ただ。
一年草は、その名のとおり、一年で終わってしまう花です。
上手に種を取り、差し芽をするなどして、増やせればいいですが、
それは初心者には、かなりハードルが高いです。
となると、花が終わるたびに、新しい花を買わねばならず、
正直、お金がかかります。
そこで。
買う時には、多少値段が高くても、宿根草(多年草)の花を増やすことにしました。
枯れてしまえば、元も子もなくなりますが、
うまく育ってくれれば、毎年、花を咲かせてくれます。
まだ量が少ないし、秋なので、遠目では上の写真のような感じですが、
近づくと、少し華やかになります。
来年の春には、もっと大きくなってくれることを祈って。
とは言え、宿根草だけでは物足りない場合には、一年草もチラホラ使います。
お金をかけないで、時間をかけよう!
庭づくりを始めて、強く実感したのは、
自分一人では庭づくりはできないんだな~ってことです。
だって、どんなに焦ってみたところで、
植物には、それぞれの時期がありますし、
その場所に合う、合わないもあるわけですから、
どうしたって、植物との共同作業になるわけです。
そう考えると、やっぱり、
お金をかけないで、時間をかけるべきなんだろうなと思うのです。
まとめ
お金をかけない庭づくりという言葉を、
私は最初、単に費用をケチるという意味で使っていました。
でも、実際に、庭で花たちと接しているうちに、
「お金をかけない」からこそ、いろんな経験を積めるのだ・・・ということに気づきました。
何より、
お金の代わりに、時間をかけることの大切さも学びました。
だから、
何年かかるか?わかりませんが、
少しずつ、少しずつ、楽しみながら庭づくりをしていきたいと思います。
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