家の広さはどれぐらい必要なのか?
なんてことを、私自身は考えたことはありません。
そもそも、古い家に住むのであれば、広さは受け入れるしかないわけですから。
基本、私が今、欲しいと思っている古い家は広すぎるぐらいなんで。
でも。
とある数字を見て、
もし、新築を建てるとしたら?
という妄想を膨らませてみたくなりました。
国土交通省の住生活基本計画を見てみた
その数字というのが、
国土交通省の「住生活基本計画」に書かれているものです。
実は、そこに、住まいの広さについての記述があるんです。
で、そこからの引用です。
まず。
誘導居住面積というのがあって、
これは、豊かな住生活、多様なライフスタイルを実現するための広さです。
ところが、その後に、
最低居住面積なるものも記述がありました。
それが、こちら。
住まいの広さも豊かさも、人それぞれのはず
まぁ、目安としての数字ではあるんですが、
それでも、なんか、腹が立ってきました。
何故って、
住まいの広さで、豊かさは図れるものじゃないし、
何より、多様なライフスタイルを実現するのに、広さに縛られる必要はありません。
そこで、
我が家の場合、
最低居住面積で、どこまでの家になるのか?
ちょっくら、考えてみることにしました。
12坪の小さな平屋の間取り
わが家は3人家族なので、
先ほどの計算式に合わせると、
10㎡×3+10㎡=40㎡です。
平方メートルだとわかりにくいので、40㎡を3.3で割ってみると、
わが家の最低限の居住面積は、約12坪(24畳)ということになりました。
とにかく、最低限と言うぐらいなので、
12坪だと、豊かでも何でもない、ただ暮らすためだけの家しかできない!
ってことなんでしょうね。
だからこそ、意地になりました。(笑)
大まかに作ったプランがこちら。
十分、豊かに暮らせそうです
確かに、12坪って狭いです。
このブログで書いている、
「私が欲しい暮らしのリスト」の中にある仕事部屋も、本部屋も無理でした。
でも。
それは、私が自営だからです。
そもそも、仕事をこの家に持ち込まなければ、
プライベート空間だけなら、12坪でも十分です。
12坪の間取りのポイント
ちなみに、何故?こんな間取りにしたか?もお話しておきます。
- 室内の建具をすべて片引きにして、無駄なスペースをカット
- 収納はすべて、天井までの作り付けにする
- 窓や掃き出しは、どこに何を置くか?決定してから位置を決める
- 敢えて、キッチンは対面式にしない(ニオイや煙がLDに来るから)
- キッチンと寝室をつなげたのは、早起きしてご飯作るのは私だから
- 寝室と子供部屋の間のクローゼットは、とりあえず、スペースだけを確保
- 浴室は0.75坪がいい
- 廊下がなくても、トイレのニオイ問題は解決
- 必要なら、作り付けの棚などを付け足す
- 半外空間としてウッドデッキは作る
正直、妄想で考えただけの家ですが、
なんか、ワクワクしてきちゃいました。
だって、わずか12坪でも、私の要望は、ほとんど入っているわけですから。
- キッチンは6畳あるし、
- 家は、いつもスッキリしていて、
- どの部屋も明るく、風通しもいいし、(そうなるように窓を付けるだけ)
- 小さいから掃除がラクで、
- しかも、平屋だ~!
まとめ
前にも書いたと思いますが、
私は設計士でも、インテリアコーディネータでもありません。
ただ。
リフォームに20年以上携わってきたおかげで、
- 自分が欲しい暮らし
が、はっきりしているんです。
だって、考えてもみてください。
- 誰かに誘導され、
- 自分にとって不必要なものに、お金をかけるなんて、
もったいないじゃありませんか?
だから、ぜひ、あなたも、
- 自分らしい豊かさの家
- 多様なライフスタイルが実現できる家
を目指して欲しいな・・・と思います。
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