小さい家の片付けと収納のコツは?

オープン収納 満足する選び方

最近の家は、収納スペースをふんだんにとってあるものも多いですが、小さい家の場合には、当然ながら、そうした収納スペースは少ないのが普通です。

そのため、小さい家の場合には、普通の片付けや収納術とは、少し考え方を変える必要があります。

そこで、どうすれば、小さい家でも、お洒落に、心豊かに暮らせるのか?

一緒に考えてみたいと思います。

 

ショールーム感覚は捨てよう

とにかく、収納も片付けもバッチリ!

そんなふうにイメージできる家は、大抵、

  • 各メーカーさんのショールームにあるような
  • 生活感を感じさせるものは何も出ていない
  • スッキリと広々とした空間の家

だと思います。

タカラスタンダードキッチン レミュー

タカラスタンダードのキッチンカタログより抜粋

でも、小さい家に住んでいるのなら、そのイメージは、一旦、全部、捨て去りましょう。

なぜなら、ショールームの場合は、空間も広~く取ってありますし、そこに毎日の暮らしがあるわけではないので、いくらでも生活感は消してしまえるからです。

 

一方、私たちの現実は、

  • 子供はわぁわぁ走り回る
  • 家族は服を脱ぎっぱなしにする
  • 仕事などで時間が限られている などなど

ショールームよりも状況は過酷です。

だから、どうしたって、生活感はにじみ出てくるのが普通。

 

なのに、そんな状況で、素敵な収納とか片付けのコツとかを実現しようとすれば、

  • 収納スペースが足りないせいだ
  • 家事動線が悪いせいだ
  • 家が小さいせいだ etc.

と、住まいに対する不満が大きくなるだけです。

そこで!

まずは、収納とか片付けとかは考えずに、生活道具の使いやすさだけにフォーカスしてみましょう。

小さな家の片付けと収納のコツ

そもそも、収納や片付けは、生活の道具が目に触れなければ良い!というものではありません。

どんな物であっても、使いたいものが、使いたい時に、ストレスなく使える。

そういう状況を生み出してこそ!本物の収納や片付けです。

 

たとえば。

つい先日まで、私は、「おたま」をキッチンの引き出しにしまっていました。

生活感たっぷりのものは、見えない方が良いと思い込んでいたからです。

でも、100円ショップのフックを買って、ガスコンロの前にぶら下げてみたら?

  • 調理が楽になった
  • 道具を探す手間がなくなった
  • 家族がちゃんと片付けるようになった

と、一石三鳥のことが起こりました。

 

実を言うと、

おたまを引き出しから出すなんてことは、もう、慣れちゃってることなので、それほど、自分では面倒だとは思っていなかったんです。

ところが。

それは、単に自分の感覚が麻痺していただけのことだったんですね。

収納や片付けの仕方を変えて、ようやく、そのことがわかりました。

 

それからというもの。

少しずつ、使いやすさにフォーカスしているんですが、だんだんと、自分の収納や片付けレベルが上がってくる!ような気がします。

 

v子
v子

単なる気の迷いかも?(笑)。でも、間違いなく、家事はラクになっていくので、楽しくてたまりません。

小さい家には、オープン収納を

オープン収納

 

「収納や片付け=扉の中に隠す」という発想を捨てて、

「収納や片付け=使いやすさ」と意識しなおすと、

小さい家の場合は、断然、オープン収納に徹したほうが良いことに、改めて気づきます。

実際、生活感あふれるものって、やたら数が多いもの。

これらを、とにかく、隠そう!隠そう!とすると、

  • 余分な手間(時間)がかかる

だけでなく、

  • スペースが余分に必要になる

ので、小さい家には、不向きなのです。

 

扉があると、扉の開け閉め分だけ手間がかかりますし、何が入っているのか?忘れることもよくあります。
また、扉が隠してくれるので、「中はごちゃごちゃでいいや~」になってしまいがちです。
さらに、扉が開くためのスペース、扉を開ける人間がいるスペースが必要になります。
たかが、小さなスペースと侮ってはいけません。
ちりも積もれば山となる・・・です。
その余分なスペースも、まとめれば、別のスペースとして使えます。

お洒落に見える収納、片付けのコツ

ただ・・・・。

オープン収納となると、そこは、やはり!

お洒落に見える収納や片付けのコツは知っておきたいものですよね。

そこで、オープン収納をお洒落に見せるポイントを3つほどお話しておきます。

 

色を絞る

家具のような大きな物はもちろん、100円ショップの小物に至るまで、何かを購入する時には、ぜひ!色を絞って買うようにしましょう。

色は、2色ぐらいまでに抑えておくのが良さそうです。

家全体でカラー統一しても良いし、部屋ごとに変えても楽しそうですね。

ただ、色を絞るだけなのに、不思議なほど統一感がでます。

 

シンメトリーにする

シンメトリー、要するに左右対称にするのも良い方法です。

海外のインテリアがお洒落に見えるのは、この方法を取り入れているからです。

家具を置く時など、左右対称を意識してみましょう。

部屋に統一感が出ます。

もちろん、オープン収納でも、このルールを忘れずに使います。

 

連続させる

これは、シンメトリーと同じ効果なのですが、連続させることで、統一感が生まれます。

たとえば、一個だけ、ぽつんと、調理器具をぶら下げるよりも、たくさんぶら下げた方が、なんとなく、見た目が落ち着くのです。

数が少ないほうが良い。

というのは、思い込みでしかありません。

連続させることで、わざわざ。こうして、飾ってるんだよ!感が出るんだと思います。

物が多い場所に、使いたい技ですね。

まとめ

いかがでしたか?

小さい家には小さい家ならではの、収納や片付けのコツがあります。

その最初の一歩として、

  • ショールームのイメージは捨てる
  • 収納や片付けではなく、使いやすさにフォーカスする
  • オープン収納を利用する

ことを提案させて頂きました。

 

その上で、少しずつ、お洒落に見せるセンスも磨いていくのが良いと思います。

一番良いのは、実際に、自分の住まいで試してみることです。

もちろん、最初からお金をかける必要はありません。

100円ショップなど、上手に利用しながら、

  • 家事がラクになった
  • 見た目にワクワクしてきた

という体験を積んでいきましょう。

 

私もまだまだですが、一緒に、楽しんでいきましょうね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました