古いけど綺麗だな。そう思える家と、こんな家住みたくない!と思う古い家の差ってどこにあるのでしょうか?
もちろん、手入れが行き届いているか?どうか?で差は出てくるものですが、実はそれだけではない気がしています。
今まで、さんざん古い家と向き合ってきたからこそ感じるのは、「家にも魂が宿る」のではないか?ということです。
そんな話をつらつらしてみたいと思います。
こんな家、嫌い!
古い家に住まわれている場合、よくあるのが、「すでに、その家を嫌っている」というケースです。
パターンとしては、
1、古くて嫌い
↓
2、どうせ、綺麗になんてならない
↓
3、掃除にも身が入らない
↓
4、結果的に家にも覇気がなくなる
↓
5、ますます、みすぼらしくなる
こういう感じになるのではないでしょうか?
でも、それは実はとてももったいない話なのです。
何気ない言葉が生むもの
おそらく、こういう仕事をしていなければ、自分自身も古い家なんて嫌いだったかもしれません。
右肩上がりの時代を実際に経験すれば、新しいもの好きになるのは当然だと思うからです。
ですが、大昔に、こんなことがありました。

実はこれは、親世代が使っていたティーカップなのですが、その当時、模様も古臭いし、好みではないので、捨てようかな?と思っていました。
ところが、ある日、友人から、「これ、ノリタケだし、古くてオシャレじゃん」と言われたんです。
人というのは、おかしなものですね。
そう他人に言われると、途端に「価値を感じる」んですね。
そこで、捨てるのを思いとどまり、大事にしまっておいたんですが、なんと最近!昭和レトロが流行りだしたではありませんか?
本気で、「あの時、捨てなくてよかったな。」と思った瞬間でした。
先入観と知識
このことがあってから、私自身、とても大事なことを学びました。
それは、自分の好き嫌いの尺度なんて、いい加減だ!ということです。
正直な話、その当時の私は、陶器なんてものに、一切、興味がありませんでした。
でも、友人は、陶器のことも割と知っていて、だから、すぐに、ノリタケってことにも気づいたし、「カップもおシャレじゃん?」と言ってくれたんです。
つまり、自分の好き嫌いは絶対的な感情でもなんでもない!ということですね。
知識があるか?ないか?これによっても、好き嫌いは変わることを知りました。
第三者に見てもらおう
だから、もし、自分の家が古くて嫌い!という状態でしたら、知識のある人に、一度、見てもらうのも良いと思います。
古くてダメダメだと思っていた家に、思いもかけぬ価値や良い面が見つかるかもしれませんし。
そうして、古い家でも好きな部分、価値を認められる部分が出てくれば、手入れも行き届き始めます。誰しも、せっかくの価値、むざむざダメにしたくないですからね。
その気持ちが、古い家を徐々に、綺麗にしていきます。
ただ、唯一の問題は、どんな人に見てもらうのか?ですね。
家の知識がある人となると、地域の工務店が一番、良さそうに思えますが、昨今は、たとえ工務店に勤めていても、現場知識がない場合もありますし、自社の仕事(リフォーム)欲しさに、あれダメ、これダメと言う可能性も否定できませんので、そのあたりはご注意ください。
古いくても綺麗な家のまとめ
古いけど綺麗な家というのは、手入れが行き届いた家です。
そして、手入れが行き届いている家と、そうじゃない家の違いは、その家に対する「想い」だけではないか?と最近、よく思います。
確かに、その「想い」を作るために、「リフォーム」や「リノベーション」という手法もあるのですが、正直、「リフォーム」や「リノベーション」には、コストがかかります。
だからもし、今、コストはかけられない!のであれば、
まずは「知識」を蓄えましょう。
そして「人の輪」を作りましょう。
V-大工のLINEもぜひ、活用してください。

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