空き家を放置するとどうなる?

手巻きの時計空き家と移住

空き家を放置するとどうなるか?

答えは言うまでもありません。

あっという間に朽ちます。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

正直なところ、空き家の使い道については、これだ!なんてものはなかなかありません。

状況も一人一人違いますし。

それでも、一つの案として、若い世代を巻き込んでみるのはアリじゃないかな?と。

 

今日は、そんなお話を

 

 

 

若い世代に託してみる

ちなみに、私自身にも管理している空き家があります。

そう、親の家です。

一応、今のところ、週に1回程度、空き家には行っていますが、

時間も短いので、完全には目が行き届かず、使っていない部屋に動物が侵入していました。

 

実は、この空き家。

昔は、私自身が仕事場として使っていたので、

空き家の管理にもなり、一石二鳥でした。

 

ただ、ネットがここまで発達してくると、

正直、わざわざ、仕事場を持つ必要はなくなってしまいました。

 

それに、会社ももうすぐ、辞めるわけだし、

空き家に行く気力は、今よりも、もっと失せてしまうでしょう。

 

そうなれば、空き家がどうなるか?は、はっきり目に見えています。

だからこそ、どうしようか?と、悩んでおりました。

 

でも、捨てる神あれば、拾う神ありです。

娘が、自分の仕事場として使いたいと言い始めました。

 

おぉ、いいぞ!

ぜひ、やったんさい!

 

感覚の差を知る

というわけで、娘に付き合って、

先日、空き家へ行ってまいりました。

使っていない部屋を、どうする?こうする?と言いつつ、

もう一度、空き家に置いてあるものをチェックし直したんですが、

今までにも、何度か、整理はしてきたんです。

だから、今更、新しい発見など何もないだろう・・・と思っていたら、

やはり、何年か経つと、気持ちも価値観も変わっているんですね。

 

いろいろ、面白い物、見つけました。

 

特に。

娘が。(笑)

 

この時、私は、感覚の差を思い知りました。

私には、単に古臭いだけのものが、

若い娘にとっては、

「新しい!かわいい!オシャレ!」に見えるんです。

 

手巻きの時計

40年以上前に亡くなった母の時計。手巻きの時計です。

ネクタイピンやカフス

娘はネクタイが好きで、バイト先によくネクタイをしていきます。これは亡き叔父のものかな?

大島紬の財布

これは鹿児島のお土産みたいです

 

たとえば、上の大島紬の財布は、それほど良い物ではなさそうです。

所詮、旅行のお土産ですから。

でも。

娘は、「いいじゃん。悪くないよ。」と言います。

 

 

なので、私、早速、この財布を小銭入れとして使い始めました。

そしたらね。これが、意外に、使い勝手がいいんです。

 

もう一つ。

娘が気に入っていたのが「着物の羽織」です。

「ホラ、こうやって着たら、オシャレでしょ?」と。

(写真がなくて申し訳ないんですが)それを見て、私自身、唸ってしまいました。

 

つまり。

こういうことです。

今回は、たまたま空き家にある「小物」でしたが、

空き家そのものも、自分の経験や知識にとらわれないって大事なんじゃないのかな?と。

 

 

まとめ

空き家は、放置しておけば、あっという間に朽ちてしまいます。

実際、

「親の家なんて、もらっても仕方がないよ。」

多くの、子供世帯はそう思っています。

古いし、汚いし、不便だし。

でも。

孫の世代は、どうなのか?

 

子供がいらないんだから、孫だっていらないはず。

これは、古い昭和の時代の発想かもしれません。

新しい時代は確実にやってきているんです。

そこに、空き家の新たな希望が、少し見える気がします。

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