トイレの水漏れ、チョロチョロ出流れは自分で直せる?

ボールタップ 古い家のメンテナンス

トイレの水漏れは原因はさまざまですが、中でも、便器内にチョロチョロと水が出流れている場合には、できるだけ早い対応をしたいですよね?

だって、いくらチョロチョロであっても、四六時中、ずっと水が出っぱなしなわけですから、

「水道代やばくない?」

と不安もストレスもズッシリ重くのしかかってきちゃいます。

そこで、できるだけ早く!正しい判断をするための道筋をお話しておきます。

自宅のトイレのタイプをチェックする

今は情報時代なので、検索すれば、トイレの水漏れを自分で修理する方法はわかります。

が、現実には、いろんなタイプのトイレがあるんです。

そこで、まずは、ご自宅のトイレが自分で修理ができるタイプのトイレなのか?どうか?ここを確認してみましょう。

シャワー一体型便器・タンクレストイレの場合

どちらも、わりと新しいタイプのトイレです。

シャワー一体型のトイレは、タンクとシャワー便座部分が一体となっているので、LIXILもTOTOも、タンクから便座にかけて、流れるようなフォルムになっているのが特徴です。

一方、一体型ではないものは、便器の上に、シャワー便座を取り付けているだけなので、タンクとシャワー便座の間に(掃除したいけど、しにくい)隙間があります。

また、タンクレストイレは、その名の通り、タンクがないトイレです。

どちらも、見た目がすっきりしている。掃除がしやすい。などのメリットがあり、好まれますが、トイレの水漏れ時、自分での修理は難しいでしょう。

ですから、もし、ご自宅が、このタイプのトイレの場合は、メーカーのメンテナンス部門に修理依頼をした方が、時間を無駄にせずに済みます。

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トイレの取り扱い説明書に、メンテナンスの連絡先が記載されていますし、ネットでも検索できます。

通常のタンクトイレの場合

通常のタンクトイレの場合も、すべて、自分で修理できるわけではありません。

自分でなんとかできるのは、タンク内の部品の交換のみです。

ただ、チョロチョロ出流れの原因は、このタンク内の部品の劣化によるものがほとんどなので、修理できる可能性は高いですね。

チョロチョロ水漏れの原因を見つける

そこで、まずは、まずは、チョロチョロ水漏れの原因を見つけることから始めましょう。

やるべきことは、

  1. トイレの止水栓を止める。
  2. チョロチョロが止まるかどうか?確認する。

この二つだけです。

 

チョロチョロが止まった場合

チョロチョロが止まった場合は、タンク内の「ボールタップ」の劣化が原因です。

ですから、「ボールタップ」を交換してしまえば、チョロチョロも直ります。

ボールタップ

ボールタップの一例

 

ただし、現実には、その確率は100%ではありません。

そこで、念のため、再確認をしておきましょう。

やり方は、

  1. もう一度、止水栓を開けて、チョロチョロ出ている状態に戻す。
  2. タンクのふたを開けて、ボールタップを軽く上に持ち上げてみる。

これだけです。

これで、チョロチョロが止まったら、間違いなく、ボールタップの劣化が原因です。

それなら、最初からボールタップを持ち上げてみたらいいじゃないか?と思うかもしれません。
でも、年数が経っている部品の場合、ボールタップを触ったことで、かえって不具合が起きてしまう可能性もあるんです。
一時期、節水のために、タンク内にビール瓶を入れるなんてのが流行りましたが、そんなことが、ボールタップの寿命を縮めていたケースが昔、たくさんありました。
ですから、止水栓を止めてみて確認。→再確認のため、ボールタップを触る。この流れがおススメです。

 

チョロチョロが止まらない場合

トイレの止水栓を止めても、チョロチョロが止まらない場合は、タンクの排水弁であるフロートボール(LIXIL)やフロートバルブ(TOTO)の劣化が考えられます。

フロートボール

LIXILのフロートボール

ただし、この部品に関しては、ボールタップとは違い、再確認する方法はありません。

新しいものと交換してみて、止まればよし。

止まらなければ、別の原因があるということになります。

それを理解した上で、自分で修理してみるか?どうか?は決めましょう。

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現実問題として、フロートボールもフロートバルブも500円~1000円程度のものなので、プロに依頼する前にやってみる価値はある、と私は思いますが、判断はご自身で。

部品の購入に関しての注意点

自分で修理してみるぞ!と決めたら、できるだけ早く部品を購入したいもの。

ただし、ここで焦ってはいけません。

トイレのタンク内の部品は、種類がたくさんありますので、間違った部品を購入してしまわないためにも、まずは、タンクの品番を確認しましょう。

通常、

LIXILの場合には、タンクの横に。

TOTOの場合には、タンクの前に。

品番のシールが貼ってあるはずです。

 

その品番を控えてから、部品は購入しましょう。

部品のパッケージなどに、対応可能なタンク品番の一覧が記されていますので、確認を忘れずに。

まとめ

トイレに行って、何気なく便器内の水を見たら、水が波打っている。

それが、チョロチョロ水漏れのサインです。

そして、チョロチョロ水漏れは、24時間ずっと水が流れ出ている状態なので、水道代のことが気になって、ものすごいストレスを感じます。

実は先日、我が家もチョロチョロ水漏れを発見しました。

結局、原因はボールタップだったので、自分で直すことができました。

ちなみに、直し方については、部品についている説明書に詳しく書いてありますので、心配いりません。

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どうしても心配ならば、「ボールタップの交換」「フロートボールの交換」などで動画を検索してみてください。

あと、必要な道具は、スパナとマイナスドライバー。

必要なスキルは、スパナとマイナスドライバーでナットやねじを回せればOKですが、パニクらないことも大事ですね。

 

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