洗面台のつまりは自分で直せます

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先日、洗面台がつまりました。水が流れなくなってしまったんです。

洗面台の排水部分のヘアキャッチャーはこまめに掃除していましたが、排水トラップは、最近、ほったらかしでした。

まずは、排水トラップを確認しましょう

洗面台の扉を開けると、イラストのような排水トラップが見えるはずです。

洗面台の排水トラップ

最近の洗面台はほとんどこのタイプです(床排水の場合)

イラストの排水トラップはS字と呼ばれ、床排水の場合に使われます。
壁排水の場合には、P字が使われています。

排水トラップの掃除口を開けてみましょう

最初に行うのは、1番のキャップを開けることです。
※ちなみに、1番から3番まで、すべてのキャップが手で開けられます。

この時、排水管にたまった水が出てきますので、下に、洗面器などを置いて、水を受けておきましょう。

おそらく、この時点で、「うわっ」というほどのゴミがぶら下がっていると思います。
なので、2番と3番のキャップもはずし、黄色の部分を掃除しましょう。

それでも、まだ詰まってるときは?

排水トラップ一式が、綺麗になったとしても、まだ洗面台の水が流れない場合には、
洗面台の中に残っている緑色の部分も、取り出してみましょう。

洗面台によって異なるかもしれませんが、洗面台の底がネジではずれるタイプの場合は、簡単に外れます。

この時、取り外しが自分ではできそうにない!そう思ったら、先ほど外した部分は、はめてしまいましょう。その上で、パイプ掃除の薬品!を使います。

緑色の部分を外したので、まず、蛇腹が差し込んである排水管に、パイプ掃除の薬品を流し、その後、水を流してみましたが、詰まっている様子はありませんでした。

こうなると、原因は、緑色の部分そのものということになります。

イラストで見てもわかるように、この部分の曲がりはかなりきついです。
これを掃除するのは、至難の業なので、パイプ掃除の薬品をパイプ内に入れ、しばらく待ってみましょう。

そうして、水を流してみたところ、20年分の汚れがごっそりと取れました。
※この掃除は、屋外で行うことをお勧めいたします。
※間違ってもお風呂場とかでやってしまうと、大変なことになります。

仕上げ

すっかり綺麗になったら、最後の仕上げです。

ちゃんと、元通りに戻して、ネジをしめます。
この時、水とお湯を流してみて、排水部分から水滴が落ちていないか?確認しましょう。
必ず、水とお湯で確認することを忘れずに!

※水の時はOKでも、お湯にすると漏れることがあるためです。

洗面台のつまりの直し方のまとめ

その夜のこと。テレビで「洗面台のパイプのつまりに!」という薬品のCMを見ました。

洗面台の排水部分は意外と小さいですから、見えないからと言って、排水の掃除は、こまめに行わないといけないな・・・と思いました。

なお。我が家のように、長いこと、排水の掃除を行ってなかった!という場合には、いきなりパイプ掃除の薬品を使うのではなく、できれば、排水トラップを外して掃除した方がいいと思います。

というのも、洗面台の排水管は洗濯機の排水管とつながっているケースが多く、一度に、たくさんの汚れを流すとその先の配水管が詰まる可能性もあるからです。

ご参考までにどうぞ。

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