地震速報を頻繁に耳にするようになりましたので、対策がまだの場合にはすぐにでも取り組みたいですね。
家の耐震化そのものは、大掛かりな工事になりますので、即座に実行するわけにはいかないと思いますが、家具の転倒防止など、今できることは後回しにせず、すぐにとりかかりましょう。
今回、ご紹介するのは、
- 簡単ですが確実な家具の転倒防止
- 上置き収納で家具の転倒防止+耐震性アップの実例
の2点です。
簡単確実な家具の転倒防止方法は?
今までにも家具の転倒防止方法として、
- 突っ張り棒を取り付ける
- L字型金具を取り付ける
という方法はご存じだと思います。
ただ、突っ張り棒が効果を発揮するには、突っ張っている面(天井と家具)に、しっかりと強度があることが重要ですし、
L字型金具の場合は、しっかりした下地に、ある程度の長さのあるビス(ねじ)を取り付ける必要があります。
通常、天井や家具の下地がどこにあるのか?わからない方は多いと思いますので、家具の転倒防止に関しても、ぜひ、地元の大工さんや工務店さんにチェックしてもらってください。
万が一、しっかりした下地がない場合には、合板を打ち付ける必要があります。
上置き収納で耐震性を高めた実例
前述の方法は、一番、簡単で確実な地震対策ですが、下地がなかった場合は、合板を打ち付けることになるので、見栄え的にあまり良いとは言えません。
一方、上置き収納の場合は、
- 見た目も良い
- 収納に使える
というメリットがあります。
また、突っ張り棒やL字型金具よりも、大きな面で支えますので、より耐震の効果は大きくなります。
上置き収納をピッタリ作るとさらにメリットがあります
上置き収納を家具転倒防止に使われる場合は、「上置き収納」で検索すれば、いろいろなタイプが出てくると思います。
ただ、通販なので、誰でも手軽に設置できるようにと、突っ張り棒を収納に組み込んだようなタイプの商品が多いようです。
もちろん、こうした商品であっても、家具の転倒防止にはなりますが、V-大工の理想は、家具と天井の隙間はできるだけなくし、できるだけピッタリサイズで作ることと考えています。
その理由は、家というのは、壁際、天井際に主要な構造材が入っていることと関係があります。
つまり、この壁際、天井際に上置き収納を取り付ければ、上置き収納自体も安定しますし、
たかが収納ボックスであっても、主要な構造材に木材がプラスされることは、家具の転倒防止だけでなく、家そのものの耐震性を高めることになるからです。
そういう意味では、作り付け家具というのは、転倒防止はもちろん、耐震性を高める上でもとても良い方法なのですが、お気に入りの家具や思い入れのある家具等も使いたいというケースはよくあります。
そんな時に、上置き収納は活躍します。
上置き収納の実例
こちらは、上置き収納を作ったというより、手持ちの食器棚を入れ込むよう配慮して天井高を合わせたリフォーム事例ですが、食器棚をピッタリはめ込んであるので、食器棚が倒れる心配はありません。

次の実例は、
- 右端の本棚、
- 中央の食器棚、
- 左端の電話用棚、
この3つの家具をまるで、1つの収納家具のようにした、上置き収納です。
耐震性がアップしただけでなく、インテリアとしての一体感にも貢献しています。

上置き収納実例と簡単で確実な耐震方法のまとめ
今回は、「上置き収納」の実例を2点ご覧いただきましたが、地震への備えはすぐにでもやっておく必要があります。
そのため、上置き収納まで作成せずとも
- きちんとした下地を作る
- 家具が倒れないような金具を取り付ける
だけでも、地震の備えとしては大切ですから、もし、いまだ家具の転倒防止を行っていない場合には、すぐにでも対処されることをお勧めいたします。
V-大工でも、下地確認+金具の取り付けを行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
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