家の内装や間取りほどには、こだわらないのがポストです。
ただ、このポスト。
日常生活では、意外に重要な位置を占めています。
そこで、どんなポストが良いのか?
選び方のアドバイスをしておきたいと思います。
目次
ポストは目立たなければならない
今は、昔と違い、オシャレなポストがたくさんあります。
ただ。近頃は、オシャレさに気を遣うあまり、
ポスト本来の役目から遠ざかってしまったものもありますので、
注意して選びましょう。
そもそも。
ポストの一番の役目は、手紙や新聞などを配達してもらうことです。
だから、目立たないと話にならないんです。
配達する人が、
「えっと、どこにあるんだ?」と探し回るようでは、ポストとしては失格です。
そこで、ポストを目立たせるためには、次の点に注意して選びましょう。
色で目立たせる
エクステリアの一部として考えれば、ポストも同系色が良いのはわかります。
が。
配達する人のことを考えれば、
色で目立たせるというのは、良い方法です。
日本人のDNA的には、赤とポストは強力につながっているので、
特にこだわりがないのであれば、赤いポストはおススメです。
場所で目立たせる
どうしても、赤いポストはイヤだ!
そういう場合には、ポストの場所を考慮しましょう。
ポストを表札のそばに配置するのです。
人間の行動としては、
表札の名前を確認しつつ、ポストに配達する。
これが、一番、自然な行動なので、
表札のそばにありさえすれば、迷わずにすみます。
形で目立たせる
色も場所も無理な場合には、形で目立たせるようにしましょう。
ただし、いくら形で目立たせるといっても、
パッと見て、ポストだ!
ということが、わからなければなりません。
変わった形だけれど、よ~く観察してみたら、ポストだった。
こういうのは、おススメできません。
ポストの種類は何がいい?
ポストを目立たせること。
ここが、クリアーできたら、ポストの種類についても見ていきましょう。
ポストには、
- 壁掛け型
- 埋め込み型(一体型)・口金型
- 独立型
の3つがあります。
オシャレさも大事ですが、
ここで考えておいて欲しいのは、ポストの経年劣化についてです。
ポストは、基本、屋外にあるものです。
だからこそ、汚れもするし、傷みもするので、
交換することも、考えておかねばなりません。
壁掛け型
壁掛け型は、後付けタイプになりますので、
ポストが経年劣化で傷んだ時も、交換しやすいのがメリットです。
また、取付も割合、簡単です。
埋め込み型・口金型
門などのエクステリア商品とセットになっていたり、
塀に埋め込むようなタイプです。
スッキリとしたデザインにはなりますが、
傷んだ時の交換が大変です。
独立型
独立型といっても、固定型と置くだけのタイプがあります。
固定型の場合は、やはり、交換がちょっと大変かも?
一方、置くだけのタイプは、交換は簡単ですが、
ポスト自体の盗難が心配ですね。
それ以外に気を付けるべき点は?
また、それ以外にも気を付けるべき点について、見ておきましょう。
ポストの中身が濡れないこと
ポストの中身が濡れないことは、とても大事です。
そのためには、口金の形状や、ポストの大きさ、形など、
確認しておきましょう。
手紙が入れやすい形状であること
ポストによっては、口金のバネがあまりに強すぎて、
うまくポスト内に手紙が入らない・・・
そんなものもあります。
また、スタイリッシュすぎて、
「どこから、手紙入れたらいいんだろう?」
と、本気で???のポストも実在します。
もちろん、ポストは家の人のモノです。
だから、どんなポストを選ぼうが、自由ではあるのですが、
配達する人が苦労しないものを選ぶ。
そうした発想が、結果的に、自分自身にもプラスになって跳ね返ってくると思います。
実際、手紙が半分、落ちかかっていたり、
ポストらしきものがあるのに、玄関前に手紙が置いてあるのを、見かけたことがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ポストは、
手紙を受け取る側からの視点だけでなく、
手紙を配達する側からの視点を加えると、
本当に良いポストになると思います。
正直に言うと、
ポストをデザインする人は、一度、ポスティングを経験した方が良いと思います。
もちろん、エクステリア業者も、工務店も同様に。
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