日本においては、雨はつきものですが、
最近は、雨の日が確実に増えている気がします。
そこで、今回は多くの人がほとんど意識しない「雨樋」について考えてみたいと思います。
雨樋なんて、単に雨を受けるだけのもんでしょ?
と思ったら大間違いです。
- おしゃれなデザインの雨樋
- かっこいいデザインの雨樋
などなど、今なら簡単に取り寄せられます。
雨樋なんて細かな部分より、家そのもののデザインが大事!
と思っている方も多いかもしれませんが、
おしゃれさやステキさ、かっこよさは、
細部までこだわってこそ!です。
雨樋はなんのため?
まずは、雨樋はなんのためなのか?確認しておきましょう。
日本の家づくりにおいて、雨樋は重要な役割を果たしています。
雨樋がなければ、
- ジャンジャン、屋根から雨水が落ちてきますし、
- その雨水がはねて、壁を汚したり、傷めたりします。
ちなみに雨樋は、ざっくり言うと、
- 軒樋(屋根に落ちた雨を受ける)
- 竪樋(軒樋で集めた水を排水する)
から成り立っています。
雨樋の形状には、どんなものがある?
雨樋の形状は、大きく2つに分かれます。
それが、
- 角型の雨樋
- 丸型の雨樋
です。
これは勝手な私のイメージになりますが、
最近の新築には、スッキリしたデザインの角型の雨樋が多く、
中古住宅の場合は、築年数にもよりますが、丸型が多いように思います。
丸型の方が、歴史は古いですから
雨樋のデザインの基本は?
もともと雨樋というのは、屋根で集めた雨水を生活用水として使うために考えられたものです。
そのため、家のデザインには不要なもの・・・というイメージが、
私たちのDNAには染みついている気がします。
事実、「おしゃれな雨樋」で検索してみると、
建物のデザインを邪魔しない雨樋の画像がとても多いことに気づきます。
要するに、一般的に言われる「おしゃれな雨樋」は、いわば「目立たない雨樋」と言ってもいいかもしれません。
雨樋をおしゃれにするには?
確かに建物との一体感は大事かもしれません。
でも、せっかく雨樋を選ぶのならば、
敢えて、雨樋をおしゃれの主役にしてみるのも良いと思います。
方法としては、下記の2つが考えられます。
- 軒樋用の樋受け金具を工夫する
- 竪樋の代わりに鎖を利用する
雨樋の受け金具を工夫する
というわけで、早速、おしゃれな雨樋の受け金具をネットで探してみました。
が、結局、一般的なものしか見当たりませんでした。
実を言うと、とある喫茶店の雨樋の受け金具がとてもおしゃれだったので、
どこかに売っているのかな?と思ったんですが、
もしかして、特注かもしれません。
となると、少しハードルは高いですね。
竪樋の代わりに鎖を利用する
一方、鎖樋であれば、とても簡単に手に入ります。
さすがに、家の大屋根には使えないかもしれませんが、
小さな屋根になら、積極的に使ってもいいと思います。
実際、玄関のひさしなどには、竪樋をつけず、
鎖樋をぶら下げることが多かったですが、
昔の鎖樋は、正直ダサかったんですよね。
でも、今はデザイン鎖樋が、結構、アマゾンや楽天で売られていて、
- かわいいもの
- おしゃれなもの
- かっこいいもの
いろいろ揃っています。
ちなみに、材質はアイアンか?ステンレスか?という選択になると思いますが、
私的には、雨でさびていくアイアンの方が好みです。
家と共に古くなっていく方が、趣があっていいんじゃないかな・・・と。
まとめ
最近の日本は、梅雨だけに限らず、雨の日が多くなりました。
実際、日本における雨の日は、年間で、約3分の1もあるんです。
しかも、雨の日はどうしても憂鬱になりがちなので、
せめて、おしゃれな雨樋を見ながら、のんびり過ごせたらいいな・・・と思います。
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