古いお風呂は、お世辞にも綺麗とは言えないので、
どうしても、入りたくない!と思ってしまいますよね?
ただ、お風呂のリフォームは費用もかかりますので、
ここは、なんとかdiyしたい・・・
そう思っている方も少なくないと思います。
でも、お風呂のdiyは、結果的に得にはならない!ことも多いんです。
そこで、
古い家のお風呂をdiyするなら、
- 何が問題で?
- 何がOKなのか?
ぜひ、知っておくようにしましょう。
お風呂のdiyの方法
お風呂のdiyの中で、
「これなら、できそう!」
そう思うのは、多分、
- 塗装する
- 専用のシートを貼る
この2つだと思います。
ただ、考えて欲しいのは、
お風呂というのは、湿気だらけの場所だ!という点です。
そんな状況下なので、
塗装したり、シートを貼ったりというのは、
後々、いろんなトラブルが出てくる可能性大です。
古い家のお風呂の状況は?
古い家のお風呂なので、通常はタイル貼りであることがほとんどでしょう。
となると、お風呂の湿気は表面だけではありません。
もともと、タイルの目地から水漏れはし続けているんです。←100%そうです。
だから、何年もの間、お風呂は使っていなかった!
という状況でない限り、
お風呂の湿気は抜けていません。
そして、下に湿気があれば、どうなるでしょうか?
まず、構造材が腐っていきます。
それにより、シロアリも発生しまくるかもしれません。
また、湿気は上へあがっていくので、上から貼ったシートの下に湿気がたまります。
そうなると、せっかく貼ったシートが浮いてくるだけでなく、
ますます、構造材を傷める方向へと進むのです。
化粧しまくるだけでは無意味
たとえば、お風呂のdiyの中でも、
蛇口を変えたり、鏡を変えたりするぐらいなら、
なんの問題もありません。
が。
タイルの床と壁を、とにかく見栄えさえよけりゃいい!
とばかりに、臭いものにふたをするかのように、上から化粧しまくるというのは、
かえって、お風呂そのもの、いや、建物全体をダメにしていくリスクがあるのです。
お風呂は、リフォームではなく新設する
とは言え、
蛇口や鏡を綺麗にしたぐらいでは、
お風呂は、入りたくなるほど綺麗にはなりません。
かと言って、
タイルを、全部、引っぺがす!なんてことは、
とても大変な作業になります。
そこで。
おすすめしたいのが、
- 古い家のお風呂をリフォームするのではなく、
- 古い家にお風呂を新設するdiyを行うやり方です。
古い家を選ぶ基準は?
上記の発想を持っておくと、
「古い家」を購入する時に、明確な基準が一つできます。
特にお風呂は、裸のまま入るので、
我慢しまくっていると、ストレスがたまって仕方ありません。
- なんか、気持ち悪い
- なんか、気味悪い
ってお風呂入ってたら、リラックスできませんしね。
そこで、
お風呂に関しては、
- 今のままで受け入れられるレベルかどうか?を確認。(いずれは、きちんとリフォームしてね!)
- 無理なら、新しく作る。
という発想をしてみましょう。
まとめ
古い家を、セルフリノベやdiyで自分なりに工夫していく・・・
というのは、私は素晴らしいと思っていますし、
できるだけ、やった方がいい・・・とも思っています。
でも、一方で、diyを万能選手のように考えるのは、やっぱり危険です。
特に、お風呂のdiyに関しては、タイルを何とかしない限り、
根本的な解決にはなりません。
それに、せっかくdiyするんなら!
狭いお風呂場の中だけで、ゴソゴソやるのではなく、
もっと広い視野で考えてみましょうよ。
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