キッチンにタオル掛けるとこがない!
というのは、よくあることです。
で、ついつい、やってしまうのが、
キッチン扉の取っ手に、タオルをかけてしまうことです。
もちろん、取っ手によっては、タオルが掛けられない形のものもあります。
でも、そういう場合には、
キッチン扉にはさめるタイプのタオル掛けを利用する人も多いのではないでしょうか?
扉はタオル掛けには不便
もともと、キッチン扉には、タオル掛けの機能はありません。
だって、キッチン扉は、割と頻繁に開け閉めするところです。
だからこそ、その扉にタオルを掛けてしまうと、
- 開け閉めの時、タオルがずり落ちる。
- 開け閉めの時、タオルが扉に挟まる。
- タオルが掛かったままだと、キッチン扉が傷む(意外に湿気に弱いキッチン扉もある)
なんてことが生じます。
それに、濡れた手を拭く時、
キッチンの下に手を持っていくという動作は、不自然だし、微妙に非効率です。
キッチンよりも上にしよう
実際に、手を拭き比べてみれば、実感するはずです。
タオル掛けは、キッチンの作業面よりも上側にあった方が、使いやすいと。
水滴もこぼれにくくなりますし、腰に負担もありません。
もちろん、作業する場所のすぐ上にタオルがあって、
頭に、ヒラヒラ当たるようではいけませんが・・・
タオル掛けのベスト位置は、ココ
キッチンのタオル掛けに求められるのは、
- キッチンの作業面よりも上で
- 頭にヒラヒラ当たらない場所です。
この二つの条件を満たす場所は、どこか?というと、
壁!です。
※ただし、コンロ横の壁は危険なので、ダメですよ。
理想は、シンク側の横壁なのですが、
間取りの関係で壁がない場合には、
冷蔵庫の側面か、キッチン前面の壁でも良いでしょう。
壁にどう取り付ける?
タオル掛けの場所は決まりましたが、
問題は、どう取り付けるか?です。
一番簡単なのは、吸盤式でしょうか?
ただ、吸盤式は、バサッとタオルごと落ちたりしますよね。
タオルって、手を拭く時に、どうしても引っ張る力がかかりますから。
そこで。
取り付ける壁面の素材に合わせて、
- 磁石式
- ネジで取り付ける
のどちらかにすると良いと思います。
磁石の場合は、簡単ですが、
ネジで取り付けた方が、心配はないと思います。
できれば、ここはちょっと頑張って欲しいですね~。
まとめ
キッチンにタオルを掛けるところがない!
だからこそ、多くの人が、市販品を買って工夫をしています。
でも、もともと、キッチンを考える時に、そこに気づかないプロも問題なわけです。
できるなら。
たかが、タオル掛けごときなどと考えず、
- タオル掛けのための横壁を作り、
- タオル掛けもシステムキッチンと一緒に取り付けておく。
それぐらいのことは、しておいて欲しいと思います。
もっとも、工務店はまだまだ男社会。
気づかないのは当然ですが、
それならそれで、今!目の前にタオル掛けがなく困っている時に、
すぐに!気持ちよく動いてくれれば、別に不便ではありません。
でも、現実は、お施主様の方が、
「こんなこと、頼んだら悪い。」
そう思ってしまう人がほとんどなのですから、やっぱり、不便ですよ~。
DIYが好きで、自分でやりたい人ばかりじゃないのにね。
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