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システムバスの1216サイズは狭いかもしれない?もし、そう思っていらっしゃるなら、広いお風呂にはデメリットはないのか?という視点をプラスしてみると、システムバスのサイズ選びがラクになると思います。
実際、最近の新築物件は、システムバスに1616サイズ(1坪サイズ)を使うことが多いため、やっぱりこれぐらいが標準なんだ・・・と思い込んでしまいがちですが、実際にシステムバスを使ってみた方に意見をうかがってみると、一概に、狭いより広い方がいい!とは言えないのが、システムバスなのです。
システムバスの1216サイズは、本当に狭いのか?
現実的に広いお風呂には、どんなデメリットがあるのか?
ぜひ、じっくりお読みくださいね。
子供と一緒に入るには1216サイズだと狭い
たとえば、よく言われるのが、
「子供と一緒にお風呂に入るなら、1216サイズのシステムバスでは狭い!」
ということです。
確かに、お子さんが何人もいらっしゃれば、そういうこともあり得ます。
ですが、ちょっと考えてみてください。
あなたは、いつまで一緒に子供とお風呂に入るつもりなのでしょうか?
そうした親御さんの希望はわからなくもありませんが、子供は少しずつ自立させていかなくてはなりません。
そういう意味でも、子供と一緒に入る時期は、それほど長くない!
と考えておいた方が良いのではないでしょうか?
ちなみに、我が家は一人っ子だったこともあり、1216サイズで困ったことはありません。
そもそも、一緒にお風呂に入る期間って、子供の体も小さい時だから、問題なく入れてました。
一方、家というのは20年、30年と、長~く暮らすものです。
それは、お風呂も同じです。
だからこそ、子供と一緒に入るには狭いという点だけではなく、広いシステムバスのデメリットはないのだろうか?という点も考えてみましょう。
ちなみに、システムバスのサイズ感の違いは下記で確認してください。
広いシステムバスのデメリット
では、システムバスが広いと、何がデメリットなのでしょうか?
パッと思いつくところでは、
- 掃除の手間が増える
- 冬場、お風呂場が温まりにくい
という点が挙げられます。
また、一般的な間取りの場合、
- お風呂を大きくしたがために、脱衣場が狭くなる。
可能性もあります。
事実、古い家の場合、お風呂と脱衣場は合わせて2坪しかない・・・という間取りは非常に多いです。
そのため、
- お風呂場を1坪(1616サイズ)にすれば、脱衣場は1坪になる
- お風呂場を0.75坪(1216サイズ)にすれば、脱衣場は1.25坪になる
という二者択一になるわけですね。
要するに、これは、お風呂を優先するか?脱衣場を優先するか?ってことなので、大抵の場合「足をゆっくり伸ばしたいから、1616サイズを選ばれる方が多いです。
ですが、いろんなお宅の脱衣場を見てきて、私自身、すごく実感しています。
通常、脱衣場は洗面所も兼ねていることが多いので、どんなに頑張っても、脱衣場が1坪っていうのは、狭いなぁ!と。
そして、脱衣場が狭いのって、お風呂場が狭いよりも、はるかに暮らしの上でストレスになります。
正直な話、お風呂の1216サイズは、ある意味、慣れます。
が、脱衣場の狭さというのは、もし、そこに洗面台もあり、洗濯機もそこにある状況なら、イライラの回数と度合いはお風呂の比ではありません。
足を伸ばす浴槽のデメリット
さらにもう一つ、広いお風呂のデメリットがあります。
それは、ズバリ!足を伸ばせる浴槽のデメリットです。
正直、私はずっと、浴槽内で、足を伸ばせるって、良いことだ!と思っていました。
ところが、あるお宅のリノベを行った際、それが、大きな間違いであることに気づきました。
その時は、息子さんのご要望で、お風呂は1坪(1616サイズ)のシステムバスにしたのですが、リノベが無事完成した後、そこに住む年配のお母さんが、こうおっしゃったんです。
「浴槽が大きすぎて、滑りそうで怖い」
「お湯につかっていても、体が浮く感じがする」と。
もちろん、どのメーカーの浴槽も、そういうことがないように、
- ひじ掛けがあったり、
- ハンドバーがあったり、
- 腰掛があったりするのですが、
それだけでは十分ではない現実が、お風呂場にはある!ことに、初めて気づきました。
システムバスの1216サイズは狭い?のまとめ
確かに、システムバスの1216サイズは、身長150cmでも足を伸ばして湯舟に浸かることはできません。
それは一見、デメリットかもしれませんが、湯舟の中で体が安定するという現実的なメリットもあります。
事実、家庭内の不慮の事故死の4割が溺死ということを考えても、湯舟内での体の安定は意外に重要なのではないでしょうか?
また、お風呂と脱衣場(洗面所と洗濯室)のどちらを優先した方が、自分たちは長く楽しく暮らせるのか?という点についても、じっくり考えてみられると良いと思います。
こうした、現実感を理解するためには、やはり、ショールームへ行って、体験、体感、実感してみることが大切です。
残念ながら、湯舟にお湯を貼った状態で入ってみることはできませんが、私はいつも実際に湯舟に入ってみてください!とお客様に進言しておりました。
靴を脱いで入ってみるだけでも、見るだけとは大きく違います。
それから、何度も言っているように、メーカーのショールームでは、一切、セールスはされませんので心配無用です。
納得のいくまで、確認してください。
20年後、30年後の楽しい暮らしのためです。
なお、ショールームへは、予約して行かないともったいないので、下記をクリックしてweb予約してくださいね。
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