和室の垂れ壁を撤去してしまいたい!理由は様々です。
- 2間続きの広い部屋にしたい。
- なんとなく暗い。
- 見た目が邪魔。
などなど。
でも、本当に和室の垂れ壁は撤去しても良いのでしょうか?
構造的に和室の垂れ壁を撤去できるか?どうか?
当たり前ですが、最初に考えるべきは、家の構造上、和室の垂れ壁を撤去できるか?どうか?という点です。
一般的に、垂れ壁に荷重がかかっていることは少ないので、垂れ壁の撤去はやりやすいと思います。
ただし、まれに、垂れ壁に荷重がかかっている変な造りの家もないわけではありません。
たとえば、1階の垂れ壁の上に、2階の間仕切りが乗っている。(宙に浮いている)
そんな家もあるので、必ず、確認しておきましょう。
現実的に和室の垂れ壁の撤去ができるか?
次に確認したいのが、和室の垂れ壁の撤去をdiyで行う場合、果たして、現実的にできるか?どうか?です。
実際にネットでは、「diyで撤去したよ~!」という記事も見かけますが、家と言うのは、皆、同じとは限りません。
たとえば、表面は、和室特有の塗り壁(聚楽や繊維壁)で同じに見えても、実際の下地構造は、違っているのが普通です。
たまたま、私が見た記事は、どれも、下地がラスボード(もしくはプラスターボード)でした。
確かに、この下地ならば、diyでも撤去は可能です。
ですが、もし、和室の垂れ壁が、昔ながらの木舞(格子状に編んだ竹のこと)に土壁だったなら?止めておいた方が、賢明かもしれません。
なぜなら、解体撤去は、非常に大変だからです。

本当に撤去しても良いのか?
また、その時は、垂れ壁撤去をあきらめたとしても、年数を重ねると、
「あの時は、撤去したかったけれど、今は、垂れ壁、残しておいて良かったなぁ・・・」
と思う場合もあります。
なぜなら、
- 暮らしている間に垂れ壁が気にならなくなる
- 垂れ壁にもメリットがある
からです。
垂れ壁のメリットとは?
通常、和室の垂れ壁は、襖や障子を立てるために存在しています。
ですから、部屋を広く使いたいのであれば、襖や障子を取っ払ってしまえば良いわけです。
ですが、もしかしたら、また、襖や障子を立てたくなるかもしれません。(ライフスタイルや感情は変わっていくものです。)
その時に、鴨居が残っているととても便利です。
また、見栄えはよくありませんが、垂れ壁に長押がついていると、ハンガーを引っ掛けて、洗濯物を干すことも可能です。

さらに、あまり知られていませんが、たとえ垂れ壁であっても、耐震の役目を果たす場合があります。
耐震というと、語弊があるかもしれませんが、「家が倒壊する際、抵抗してくれるかもしれない。」可能性は秘めています。
和室の垂れ壁は撤去しても良い?のまとめ
「和室の垂れ壁を撤去したい!」
そう思い始めると、どうしても垂れ壁がイヤでイヤでたまらなくなりますね?
ですが、垂れ壁にも、メリットはありますし、ライフスタイルの変化なども考慮しながら、決断していきましょう。
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