狭い家や部屋を広く見せるには、
- 低めの家具を置く
- 室内は、膨張色である明るい色にする
といった方法が一般的ですが、外の空間を取り込むという方法もありますので、今回のテーマにしたいと思います。
外の空間の取り込み方は?
狭い家を広く見せる場合には、外の空間を上手に取り込みます。
ただし、取り込み方にもポイントがあります。
それは、
- 外の空間にも、ちゃんと仕切りを設けること
- サッシのガラスは透明にすること
の2つです。
仕切りをつけると何故?良い?
たとえば、ウッドデッキを作る場合。
普通は、リビングの外に作ることが多いと思います。
ところが、この、ウッドデッキ。
単に床面を作っただけでは、部屋は広くは見えないのです。
もちろん、ウッドデッキに面した掃き出しをオープンにしておけば、広さは感じることはできます。
ですが、1年中ずっと、気候が良い日が続くわけではありません。
ですから、掃き出しを閉めてしまったら、中は中、外は外、空間は途切れてしまいます。
それに、何より、開けっ放し状態は、外からの視線も気になります。
そこで。
- 外からの視線も遮ることができて、
- 空間が続いているかのような錯覚を起こすことができる
一石二鳥の仕切りを取り付けます。

どうでしょう?
たったこれだけのことで、中と外の一体感が出たように感じませんか?
まるで、部屋が少しだけ、広くなったように感じます。
ちなみに、このウッドデッキは、廊下ぐらいの幅しかありません。

ですが、リビング側から見た時には、実際より広く感じますよね。
サッシのガラスは透明がおススメ
上記の写真では、ガラスまで交換しませんでしたので、残念ながら、サッシを閉めてしまうと、広さを感じにくくなります。
そこで、お勧めしたいのが、サッシのガラスを透明に変えることです。
サッシのガラス交換は簡単にできます。
ガラスが透明ならば、サッシを閉めた状態でも、広がりを実感できます。
そもそも、下側のガラスだけ透明じゃないのは、外からの視線を遮るためです。
ですから、仕切りさえ作れば、透明にしても大丈夫です。
狭い家や部屋を広く見せるには?のまとめ
いかがでしたか?
もともと、ウッドデッキの仕切りは、外からの視線を遮るためだけに作ることが多かったのですが、意外や意外。
この仕切りを作ることで、いろんなメリットがあることに気づかされます。
仕切りの高さも、低すぎず、高すぎずにしておくと、リビングが落ち着いた空間になります。
不思議な安心感がありますので、ぜひ、一つの方法として考えてみてくださいね。
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