家具のリメイクをdiyしたい!
そう思うなら、リフォームやリノベーションと同じ考え方で行うのがおすすめです。
手抜きしますか?
たとえば、家のリフォームやリノベーションで手抜きしてもOKですか?
そんなことないですよね?
だったら、家具のリメイクも同じです。
結局、家具も家も、どこまできちんと手をかけるか?で、
出来栄えは大きく変わります。
先を見据えるべし
ここのサイトでは、常にお話していますが、
家具のリメイクであっても、家のリフォームやリノベーションと同様、
5年先、10年先のことまで考えておくのが良いと思います。
確かに、リメイクしたばっかりの時は、
diyの達成感もあるため、それなりに満足できるでしょうが、
リメイクの仕方を間違えると、たった数年で、捨ててしまう・・・なんてこともあり得るからです。
お勧めできない家具のリメイクdiyは?
上記のことから、私が、絶対にお勧めしないdiyは、
「とりあえず、手っ取り早く、ペンキを塗る!家具のリメイク」です。
確かに、ペンキを塗るのは、簡単です。
でも、簡単だからこそ、経年劣化に耐えられないのです。
プロの外壁塗装を見ればわかると思います。
その道のプロが、
- 良い材料を使って
- きちんと洗い、
- 下地処理をして、
- 2度塗りをしても、
10年程度しか持たないんです。
確かに家具の場合は、屋外に置くことはありませんので、
外壁と同じ土俵で語るのは、乱暴かもしれません。
が。
素人の私たちが、
- 普通の材料を使って
- 以前の塗装を落としもせず
- 適当に下地処理をして、
- 1度しか塗らない
となれば、
一体、どれぐらい持つんだろう?
という疑問は生じますよね?
もちろん。
- ペンキが剥がれてきて、
- なんだか、みすぼらしく薄汚れてきたら、
- また、塗るんだ!
という気持ちがあるのなら、話は別ですが、
最初の段階で、
古いペンキ剥がしも、下地処理もしなかった人が、
そのマメさがあるとは、とても思えません。
お勧めの家具のリメイクdiyは?
じゃあ、どんな家具のリメイクdiyが良いのか?
というと、ズバリ!
「徹底的に、こする!」です。
そして。
徹底的にこするためには、家具はできるところまで分解することです。
どんなに複雑な形の家具であっても、元は、いろんな形をした一枚板の集まりにすぎません。
だから、分解して、元の状態に戻してあげれば、
綺麗にするのも、別の色に変えるのも、何でもできます。
こちらをご覧ください。
6、7年前、お客様に「捨てて!」と頼まれたロッキングチェアです。
「綺麗になるよ」と言ったんですが、要らないとおっしゃるので、もらいました。(笑)
全部、分解して、綺麗にこすっただけです。
座面に新しい集成材の板を打ち付けましたが、それ以外は、ン十年以上も前の素材です。
もらった時には、色が剥げて、かなり、みすぼらしかったんですけど、
やっぱり、木の力はすごい!です。
綺麗にしてからも、6、7年経つんですけど、
敢えて、色を塗らなかったので、かえって古臭さがありません。
まとめ
家具のリメイクをdiyしたい。
そう思うなら、ぜひ、手間をかけてほしいと思います。
特別な技術はそれほど、必要ありません。
- ある程度の道具
- diyする根気
- そして、木に対する信頼さえあれば、
家具のリメイクはうまくいくと思います。
コメント