マイホームを購入する動機は、やはり、
「子供や家族のためにマイホームを持ちたい」
これが、一番です。
そのため、
- 子供が学校へ上がった
- 家族のライフスタイルに変化が起きた
などのタイミングでマイホーム購入を考えることが多くなります。
ただ、今回のコロナショックにより、
- 今までと同じタイミングで、マイホームを購入しても大丈夫?
- マイホームは欲しいけれど、将来が不安・・・・
そんな想いは、今まで以上に大きくなったのではないでしょうか?
でも、だからと言って、このまま賃貸に住み続けるのも不安なはず。
そこで、
- どうすれば、マイホーム購入のベストタイミングを見つけられるのか?
- どうすれば、マイホーム購入への不安は取り除けるのか?
その解決策をお話しします。
大事なのは、あなた自身のタイミング
本来、マイホーム購入というのは、
人生において、とても大きなイベントなので、
一般的なタイミングに惑わされることなく、
あなた自身のベストタイミングを見つけることが、何より大切です。
とは言え、誰だって、マイホームには憧れています。
そのため、モデルハウスや完成見学会などに行ってしまうと、
ついつい、その場の雰囲気に流されてしまうんです。
でも、そうした雰囲気に流されたおかげで、
結果的に、いろんな不安を背負いこんでしまった人も少なくありません。
そこで!
おススメしたいのが、
マイホーム購入のベストタイミングを見つけるための、正しい準備です。
マイホーム購入に失敗する原因は?
マイホーム購入の正しい準備を行うには、
そもそも、なぜ?マイホーム購入で失敗するのか?
この原因を知ることが必要です。
ちょっと、想像してみてください。
マイホーム購入を考え始めた時、
最初に会う(相談する)のは、誰でしょうか?
おそらく、ほとんどの人が、
- 不動産屋
- 工務店、ハウスメーカー
なんじゃないでしょうか?
もちろん、どの不動産屋も、工務店もハウスメーカーも、
信頼できる人達だと思います。
が、ポイントはココです。
- 不動産屋は、家を売るのが仕事。
- 工務店やハウスメーカーは家を建てるのが仕事。
なんです。
確かに、今は、
ワンストップサービス(一カ所ですべてを済ませられる)という考え方が主流になってきており、不動産屋も工務店やハウスメーカーも、マイホームの返済計画まで立ててくれます。
でも、彼らの最終目的は、あくまでも、家を売り、家を建てることの方です。
一方、あなた自身はどうでしょう?
目の前の目的は確かに、家を買い、家を建てることですが、
これから先も、あなたのご家族が、幸せに暮らしていけること。
ここが、大前提のはずです。
つまり、この大前提がある限り、
あなたには、絶対に譲ってはいけない部分があるはずなんです。
一番に来るべきは、家計管理
では、その、絶対に譲れないこととは何でしょうか?
言うまでもありません。
それは、あなたのご家庭の家計管理です。
普通、マイホームを「現金」で買える人は、そうそう、いません。
だから、多くの人が、住宅ローンという借金をします。
でも、ほとんどの人が、
この借金が払えるか?どうか?
という部分だけを切り取って、判断しています。
でも、それはある意味、現実逃避と同じです。
そうじゃなく、
その借金を抱えても、本当にあなたの家計は大丈夫か?
という現実的な計算が絶対に!必要なのです。

借金が払えるか?どうか?だけでは何故?ダメなの?

借金が払える!と思う人の多くは、現在の月額だけを見て判断しています。住宅ローンの借り入れ期間は長いので、全期間を通して判断する必要があるんです。

期間って35年とかですよね?もちろん、わかっているつもりですけど。

いえ。これは、ちょうど20代の人が60代の人の気持ちがわからないのと似ています。35年もの間には、多分、今は想像できないことが、たくさん待っています。事実、今回のコロナだって、その一つです。
モデルハウスや見学会に行く前にやるべきこと
つまり、こういうことです。
モデルハウスや見学会に行く前に、
あなた自身の家計の把握は、絶対にやっておくべきなんです。
「このローン金額なら、なんとなく払えそう」という、ご自身の感覚に頼るのではなく、
あなたの家計、全部ひっくるめて、明確に数字で表してもらうことです。
そのためには、やはり、
お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するべきでしょう。
そうすることで、
- あなた自身のマイホームの予算が明確にわかり、
- 結果的に、あなた自身のマイホーム購入のベストタイミングもわかります。
ちなみに、私がおススメするのは、下記のサイトです。
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上記のサイトをおすすめする理由は2つ。
モデルハウスや見学会に行く前に!FP相談は行うべきなんだ!
ということがわかっても、
- FPのオフィスを見つけるのが大変
- オフィスが見つかっても、気軽に相談できるのか不安
で、結局は行動できずに終わってしまうことが多いからです。
でも、上記のサイトであれば、
- 相談できるFP事務所は全国に114カ所あるため、近くのFP事務所を探しやすい(2020年5月現在)
- マイホーム購入のためのFP相談に特化しているので、いちいち説明しなくて良い
- しかも、無料で相談できる
ので、FP相談を気軽に申し込むことができます。
FP相談は何が良いの?
FP相談の一番のメリットは、
なんといっても、
あなた自身のマイホーム予算が明確になることです。
基本、FP相談では、
- ライフプランの作成
- キャッシュフローシュミレーション
を行いますが、
この二つは、マイホーム購入前に作成してもらうと、
非常に!役に立ちます。
もちろん、シュミレーションはあくまでも仮定。
現実とは違います。
誰も、将来のことなど、はっきりと見通せはしません。
でも、それでも、
- マイホームを購入すると、どんな費用が発生するのか?
- そして、それはいつ発生するのか?
- マイホーム以外の出費は重ならないだろうか?などなど
マイホーム購入前に知っておくべきことは、たくさんあります。
さらには、マイホーム購入後に起きるであろう
- 住宅ローンの支払いの見直し
- 損害保険の更新
- 修繕積立金の準備など
拾い上げればキリがありません。
これらを、すべて拾い上げ、
マイホームの予算や資金について、厳しいこともきちん進言してくれるのは、
やはり公平な立場のFPしかいないんです。

FP相談を行ってくれる不動産屋、工務店などもありますよね?それでは、ダメなんでしょうか?

そうですね。FP相談は、どこの紹介であろうと役に立つと思います。FP資格を持つ方は、公平さを保つよう努力はされていると思いますし。ただ、いつも一緒に仕事をする不動産屋、工務店側からの依頼となると、そこに見えない力が加わる可能性も、否定できないなぁと。

無理やり、買わせるとか?ですか?

いや、まさか!そんなことはないでしょう(笑)。ただ、微妙にニュアンスは変わる気がしますね。

実は、私自身、15年以上も前に、FPの資格は取ったんです。というのも、この業界にはFPの考え方が、絶対に必要だ!そう肌で感じたからです。

じゃあ、v子さんもFP相談、やってらっしゃるんですか?

いいえ。FPの資格はすぐに封印してしまいました。なぜなら、家を作る工務店とFPの発想は、利益相反になる気がしたからです。それぐらい、FP相談には公平性、透明性が求められると私は思っています。

すごく、シビアですね。

マイホーム購入は、ある意味、人生を賭けるお買い物です。それぐらいでちょうど良いと思います。
FP相談にデメリットはないの?
ただし、いいことづくめに見えるFP相談にも、たった一つ、デメリットがあります。
それは、FPと言うのは、お金のプロではありますが、
家の専門家ではありません。
そのため、
「夢のマイホーム」が、お金のあるなしだけで消えてしまう
可能性があるんです。
たとえば、FP相談によって、
「マイホームの予算は、700万が限度だ。」
となったとしましょう。
そう宣言されたら、あなたなら、どうしますか?
- 仕方がないと、マイホームをあきらめますか?
- それとも、家族に「働け~!もっと働け~!」とムチ打ちますか?
正直、どちらもイヤですよね?
そこで、大切になってくるのが、プロの不動産屋と工務店の存在です。
不動産屋なら、もしかして、破格の物件を知っているかもしれません。
工務店なら、ボロ物件でも、夢の家に変えてくれる術をもっているかもしれません。
つまり、
- FPにとっての700万。
- 不動産屋にとっての700万。
- 工務店にとっての700万。
同じ700万であっても、それぞれの立場や視点によって、
その金額が持つ可能性は、大きく変わってくる!ということです。
もちろん、このことは、
- どのFPに依頼するか?
- どの不動産屋に依頼するか?
- どの工務店に依頼するか?
によっても、変わってくるはずです。
それを理解した上で、
FP相談と向き合いましょう。
間違えないで欲しいのは、
FP相談がいくら役立つからと言って、
最初に相談したFPの意見だけで、マイホーム購入を決めたり、あきらめたりしないことです。
マイホーム購入においては、
FPも不動産屋も工務店も、皆、あなたにとって大事な存在です。
が、それぞれに役割が違うのです。
マイホーム購入で大事なのは、
それぞれの立場の人の意見を、鵜呑みにせず取り入れることです。
いろんな立場の人の知恵を借りながら、
あなたにとって一番良い方法を、
あなた自身が、あなたのタイミングで下す。
これが、マイホーム購入のベスト選択です。
最後に
マイホーム購入を考え始めた時、
真っ先に行くのは、多分、モデルハウスか見学会だと思います。
でも、そこへ行くのは、もう少し後にしておきましょう。
最初に、やるべきことは、
マイホームのための正しい準備です。
その第一歩が、FP相談なのです。
FP相談で、本当の意味でのマイホーム予算を確認しましょう。
マイホーム予算が思ったより、低かったとしても、落ち込む必要はありません。
マイホームをあきらめる必要もありません。
その現実をしっかりと見据えたら、
不思議と、新しいアイディアが湧いてくるものです。
予算不足のおかげで、かえって、マイホームがスリム化し、
とても良いものになる可能性だってあります。
それよりも、怖いものにふたをして、イメージだけでマイホーム購入を決めてしまう。
その方が、後から、何倍もつらい思いをするはずです。
コロナを経験した今なら、その怖さがわかるはず。
まずは、自分の立ち位置をきちんと知ることから始めましょう。
あなただけのマイホーム。
ステップさえ間違えなければ、大丈夫です。
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