古い家の押入れは、どの家でもサイズが決まっています。
それは、布団を3つ折りにたたんで入れることを念頭に置いていたからです。
でも、
今は、生活スタイルも変わってきたので、
すべての押入れに布団を入れてる!
なんてご家庭は少ないはず・・・。
でも、せっかくある押し入れ。
なんとか、収納として使いたい!
そう思うのが人情というもの。
ただ、残念なことに、この昔ながらのサイズの押入れって、
他のものを収納する時には、奥行きが深すぎて、使いづらいんですよね~。
収納場所という先入観を捨ててみる
押入れって、ある意味、
襖を閉めてしまえば、何も見えなくなる理想の収納場所!です。
ただ、だからこそ。
整理しにくい場所でもあるんですね。
それでも、なんとかしようと、
棚をつけたり、収納ボックスを使ったりと、
いろいろ工夫はしてみるんです。
でも、それでも、
- あぁ、すっごくスッキリした。
- あぁ、すっごく便利。
- あぁ、次もまた、同じことやろう!
とは、全然、思いません。
何故か?
その理由は3つ。
- 押し入れの奥行き自体は、変わっていない
- 中段の高さが微妙に使いにくい
- 襖が邪魔
だからです。
まずは、部屋の一部にしてみる
そこで。
もし、布団を収納しないのであれば、
思い切って、
- 押入れの奥行きを部屋に取り込む
- 中段は撤去する
- 襖も取っ払う
ということをやってみましょう。
すると、
深すぎる押入れの奥行きが、むしろ大きなメリットになることに気づきます。
通常、押し入れのサイズは、3尺(90cm)×6尺(180cm)、
つまり、たたみ1畳分の大きさです。
「たったの1畳?」
と思うかもしれませんが、
押入れだった時と比べると、
この1畳は、いろいろなことができるスーパースペースになります。
ちなみに、我が家の場合は、
パソコンの作業スペースと、こまごました事務用品の収納スペースになっています。
正直な話、
もし、ここを「単なる押入れ」にしていたら、
- あぁ!パソコンの作業スペースがない!
- あぁ!文房具などの細々したものは、どこに収納する?
- あぁ!もう!古い引き出しは、捨てちゃおうか・・・
なんて思いながら、暮らしていたかもしれません。
なお、我が家の場合は、ブラインドの奥に出窓を取り付けていますので、
通常よりも、少しだけ広さを感じられるようにしています。
ただ、パソコンの作業スペースとして考えるなら、
窓の代わりに、作り付けの本棚でもよかったかな・・・とも思います。
正直、この出窓部分は、猫が昼寝するだけなんで。(笑)
まとめ
古い家の押入れは、
そのままを受け入れて、既製品だけで工夫し、上手に収納!できれば、
それが一番いいんですが、
なかなか、思っているほど、便利にならないんですよね。
だったら、思い切って、
- 襖をはずし、
- 中段を撤去!
してみては、いかがでしょうか?
diyとしても、そんなに難しくはないですし。
でね。
襖をはずし、中段を撤去したら、
ぜひ!やってみてもらいたいことがあるんです。
それはね。
少し離れたところから、押し入れだった部分を眺めてみる!ことです。
押入れのサイズは、たった1畳です。
でも、きっと、多分、
その広さに、驚く人は多いはずです。
たかが1畳。されど1畳のこのスペース。
使い方次第で、大きなゆとりを与えてくれるスペースです。
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